ブログを始めたとき、匿名で行こうと心に決めた。 経歴も肩書きも秘密のまま、どこまで行けるか試すことにした。理由は2つある。まず、ブログは共感と代弁のメディアだからだ。そして、ネットでは「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」が大切だと信じているからだ。 この2つの信条を証明したくて、私は匿名で書き続けている。 ◆ ブログの面白さは、自分によく似た他人と出会うことにある。 「自分の思ってることを言葉にしてくれる人がいた!」 「自分のモヤモヤをズバッと説明してくれる人がいた!」 そういう書き手に出会うことが、ブログを読むときの喜びだ。だからブログの書き手は、余計な経歴など明かさないほうがいい。どこの誰とも分からない無色透明な存在でいたほうがいい。読者は自分の望む「書き手像」を自由に想像できるからだ。 たとえば年収150万円で生きられると訴える人が、推定年収500万円であることをどう考えるのか。ニ
実名推進派は人の気持ちがわからない人が多いという記事。前段としてネットで実名を出せない理由もチェックのこと。 久しぶりに「アホか!!!」と叫んでしまった。 実名がいいと言ってる人は別にリスクを過小評価してるわけじゃない。むしろリスクが過大評価されてる、されざるをえない現状をどうにかしたいと思ってるんだろ? 組織に所属してるからって自由にモノも言えないような社会はとっととブチ壊しゃあいいんだよ。 そんなもんで言論弾圧しようなんて輩はどんどん殴れ。しない奴だけ残ればいい。 そりゃあ機密情報だだ漏れじゃダメだけどさ。社員が自社批判を気軽にブログにも書けないような状況を誰が作ってるのかよく考えろよ。そんなもん社会にとってデメリットでしかないだろ? 確かに匿名でこそこそ実名者を攻撃する卑怯な輩もごろごろいるから、そのせいもあって「てめーらこっち来て対等に話しやがれ」と言ってしまう実名論者がいて溜め息
私はネットでの実名活動推進派です。 実名で活動することでメリットを受ける人は、活発に名前を出すべきだと思いますし、個人の活動が今よりも行いやすい雰囲気が社会に出れば嬉しいと感じています。 しかし、私は匿名活動がネット上から無くなるべきだとは思っていません。 実名ではなく、ハンドル名や芸名での活動も、実名と同等か、もしくはそれ以上の効果があると考えています。 多くの場合「実名推進」と言えば「誹謗中傷対策」という視点で語られますが、私はネットでの実名活動普及が匿名での誹謗中傷を減らすとは考えていません。 ネット上では同時に複数の人格を操作する事が可能であり、実名で活動している人が同時に匿名でも活動ができるためです。 奇麗ごとを実名で発信し、誹謗中傷を匿名で行うという「使い分け」は誰でも容易に実現可能です。 匿名で書いた誹謗中傷的な発言を「こんなこと言っている人がいますね」と他人事のように紹介し
よく"実名だと電凸等のリスクが大きいのがデメリット"、と言われるけど、これは矛盾した言い方ではないか。 なぜなら、電凸等のリスクは匿名ネット社会が増幅させている部分が大きいと思われるからである。 今の匿名制のもとで実名にする事と、匿名規制後に実名にする事は違うだろう。前者は確かにデメリットだろう。そんな事は言われなくても最近の某私立大学の教員事件が示していて、誰もが分かってる事だ。 要するに、匿名規制後に実名にする事のデメリットを述べるのでなければ、実名・匿名論議においては、ほとんど意味が無い。 また実名制になると、政治的な話など正直な話が出来なくなる、言論の自由が制限される、とも言うけど、そもそもブログを使って発言することって言論の自由とそんなに大きく関係しているとは思えないのだが。 別に実名で発言することまで規制されたわけではないし、実名でネットが使い辛くなったからといって抑圧したのは
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