文化と動物に関するauientのブックマーク (2)
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ラオスでは通じない、日本の常識 ある朝、こんな連絡が届いた。﹁水牛がおぼれて死んだので欠席します﹂。まったく頭に入ってこない。どうやらペットロスで悲しい、といったニュアンスではなさそうだ。 ラオスで始まった私たちJICA草の根技術協力事業﹁ラオス農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術開発事業﹂のプロジェクトは3年目を迎えており、連絡のあった夫妻は今日の午前中、食用ゾウムシ養殖農家のメンバーとして、技術トレーニングを受ける約束だった。しかしどちらも来られないとのこと。 まず何が起こったのか、イメージができない。ウシっぽいけど牛じゃない、よく泥浴びをしている家畜が、溺れて死ぬ?そんなことがあるのか。そして溺れて死んだとして、それが彼らの欠席の理由になることも、ピンとこない。ふわっと頭に浮かぶフレーズ。﹁サボりではないか?﹂ たしかにラオスにはよくあることだ。期待通りに動いてくれないラオ
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前回、ウマの家畜化に関する記事を書きました。ナショジオに載った記事を絡めて、コンパクトにまとめることができた反面、大ネタの割にボリュームが不足かとも思える出来でした。 前回の記事はこちら。 さてその記事をまとめている途中、ふと思い出したのは手元にある書籍にシマウマの家畜化についても書かれていたはず、ということでした。そこで該当箇所を探したところ、なかなか見つからない。 以前、ネット上でシマウマは気性が荒くて家畜化に向かない、と主張している人がいた時に、この本ではシマウマには家畜化を妨げる気性的な問題はなく、単に文化的なものだと書かれていたことを思い出したので、書かれていること自体は間違いないのだが、と不思議に思いながら探します。結局、なかなか見つからなかったのは、記憶にあるよりもずっと僅かな記述しかなかったからでした。 せっかくシマウマの家畜化、というもの珍しさで興味を引くことのできそうな
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