僕は接客業(飲食ではない)をしている。働いている店は、なかなか格調高い雰囲気の店だ。 少なくとも、気軽にスウェットとサンダルで来ることができない店だ。客の身なりもそれなりに良い。 それは、今も、僕が働き始めた頃も同じだ。 だけど、最近違和感を感じることがある。 臭い若い女が増えているのだ。 何も、僕は女の頭を引っつかんで頭頂部に鼻をつけて臭いを嗅いだり、 おもむろに女の片腕を掴んでバッと手を挙げさせて、脇のくぼみに鼻をつけて臭いを嗅いだりしているわけではない。 対人距離の定義で表すならば、遠目の“個人的距離”~“社会的距離”をあけて客に接している。 どんな臭いなのか。 所謂わきがの臭いではない。そういう人は今も昔も臭いは変わらない。これは遺伝なのだから仕方のないことだ。 そうではなくて、恐らく誰でも嗅いだことがあるであろう「しばらく風呂に入ってない臭い」だ。 酸化した皮脂の臭い。恐らく大部
満員と言うほどでもない電車の中で、かかってきた電話に出た若いお姉さんがいたの。 急ぎの用事だったのか、声を潜めてだけど少し会話してから切った。 そしたら近くにいた中年男性が「車内ですよ」と声をかけたの。 お姉さんは「すみません」と軽く頭を下げた。 すると男性がさらに「あれが見えないの?」と通話ご遠慮くださいのポスターを指した。 女性が「はあ、すみません」と答えるも「だから、電車で通話しないって常識でしょ。マナーでしょ」と絡み続ける。 周囲も(しつけえなオッさん…)な空気。 女性はしばらく「すみません」と繰り返していたが、とうとう「ですから、通話したのはすみません。もう切りました。他にどうしてほしいんですか?」と返した。 おっさんは明らかにうろたえて、もごもごと「だから…っだよ!」と言って女性に背を向けた。 通話したのは確かにマナー違反かもしれないしそれを注意するまではいいとして、なんていう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く