主にパフォーマンス関連でじぶんようのメモです HTTP/2 によって解決した問題は、「同時リクエスト制限」によるものが殆どです。 HTTP/1.1 では「一本のコネクションで同時に一つのリクエストしか出来ない」だったものが、HTTP/2 では「一本のコネクションでたくさんのリクエストを同時に出来る」と理解して良いと思います。 転送全体としてみれば非常に効率的になりましたが、レイテンシに関する問題はあまり解決されていません。 たとえば、TCP の初期接続コスト、TCP スロースタートによる 14KB 問題は依然として存在します。 当たり前ですが、ブラウザ側でレンダリングが遅くなることに対してはノータッチです。 たとえば、CSS や JavaScript でレンダリングをブロックしているとき。HTTP/2 になってもあまり速くなりません。 HTTP/2 ではドメインシャーディングが逆効果になり