February 1, 2021 | Art, Architecture, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano﹁富士には電信柱もよく似合ふ。﹂というどこかで聞いたようなキャッチコピーがついた展覧会﹃電線絵画展-小林清親から山口晃まで-﹄が2月28日から、東京の︿練馬区立美術館﹀で始まります。近現代の画家は電信柱や電線をどう描いたのかを探る、奥の深い企画です! いろんな﹁美﹂の中でも景観の美はとくに振れ幅が大きい。東京・日本橋の上をまたぐ首都高の高架道路は﹁目障りだ﹂という人から、土木の美を愛でる人まで百家争鳴だ。電柱・電線も一般には醜いとされる嫌われ者。地中化の議論も盛んに行われている。でもその電柱・電線に独特の美を見出した画家もいる。目障りだからと言ってなくしてしまっていいものか、との声もある。
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