スノーボード日本代表の未成年の男子選手2人が、昨年12月の米コロラド州での遠征中に、大麻を使用した疑いが浮上した問題で、複数の関係者は27日、﹁ドーピング検査で引っかかったようだ﹂と明らかにした。全日本スキー連盟︵SAJ︶も独自に外部機関に検査を依頼しており、同日午後に理事会を開いて対応を協議し、同日夕の記者会見で経緯を説明する。2人はいずれもSAJの強化指定選手で、関係者によると、このうちのひとりは、国際大会で入賞経験もある有力選手。 大麻は、世界反ドーピング機関︵WADA︶の禁止薬物リストに含まれ、﹁競技会時に禁止される物質﹂とされる。日本国内では所持、使用が大麻取締法で規制されているが、米コロラド州では、2012年の住民投票で、酒やたばこと同様に嗜好品︵しこうひん︶として合法化されており、21歳以上なら1オンス︵約28グラム︶までを所持、使用できる。 アスリートと大麻をめぐっては、
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