これまで中川さんはマスコミの取材を受けたことは一度もなく、40年以上も沈黙を守り抜いてきた。だが、中川さんは石井氏が﹁文藝春秋﹂2018年1月号に寄稿した﹁女たちが見た小池百合子﹃失敗の本質﹄﹂を読み、真実を話すことを決意したという。 中川さんからの手紙にははっきりと、﹁彼女は実際にはカイロ大学を卒業していません﹂と書かれていた。 小池氏がこれまで自著で記してきたカイロ時代の経歴は、主に、次のようなものだ。 ﹁1971年秋にカイロ・アメリカン大学に入学してアラビア語を学ぶ。翌1972年10月、カイロ大学文学部社会学科に入学し、1976年10月、日本人女性として初めて、しかも首席で卒業﹂︵﹃振り袖、ピラミッドを登る﹄1982年、講談社など︶ 小池百合子都知事 ©文藝春秋 しかし小池氏の説明には矛盾も多い。例えば上記の﹃振り袖、ピラミッドを登る﹄には、﹁︵カイロ大学を︶一年目は落第し﹂と書いて
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