そんなニューヨークの地下鉄の治安改善に寄与した日本人がいることをご存知だろうか。 ニューヨークのメトロポリタン交通局(MTA)が導入している車両の内装をデザインした、宇田川信学(うだがわまさみち)さん(49)だ。 そして下の写真が、彼がデザインし2000年から使われている車両の様子。 宇田川さんが意識したポイントは以下の3つだそうだ。 1.ドア横の仕切りを斜めに ステンレス製の柵を設置し、降車時にバッグを盗まれにくくした。 斜めになっているのは、子供たちがハシゴのように登って遊ばせないため。 2.シートを汚れにくい素材に グラフィティと呼ばれる落書きが激減。 3.車両の床を黒く、壁は白く 床は黒色の天然ゴム素材を使用し�たことで汚れが目立たなくなり、 壁は白の樹脂素材を使用し明るい色になったことで、広さも感じられるようになった。 人は無意識に物の形から機能や意味を読み取る能力を持っている。
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