県は26日、首都、関西、中京の3圏とインターネット上の64店で「新潟県産コシヒカリ」として売られていたコメをDNA検査したところ、8店のコメで最大60%の他品種の混入があったと発表した。県は農産物の品質表示を定めたJAS法違反の疑いもあるとみて、意図的に入れたものか追跡調査することとしている。 県によると、検査したのは、小売店59店とネット販売の5店で8~9月、10年産として販売されていたもの。袋に入っていた20粒を調べたところ、1店で12粒▽1店で9粒▽3店で3粒▽3店で1粒--の割合で、コシヒカリでもコシヒカリBLでもない他品種のコメが含まれていたという。 県消費者行政課は結果を農水省、消費者庁と関係自治体に連絡。「1~2粒程度であれば偶然混じったことも考えられるが、割合が高ければ意図的に入れられたものである可能性が高い。刑事告発することも視野に調査をしたい」としている。【畠山哲郎】
国際宇宙ステーションから撮影した、最後のスペースシャトル「アトランティス」の大気圏突入時の光跡=NASA提供 最後の米スペースシャトル「アトランティス」が、地球帰還の直前に大気圏に突入して光り輝く姿を、高度約400キロの国際宇宙ステーションに滞在する飛行士が撮影し、米航空宇宙局(NASA)が22日、公開した。 目の下に見える地球に向かって、高度100キロ前後で大気圏に突入し輝くアトランティスの光跡が写し取られている。写真からはどちらの向きに突入したかは読み取れない。 ステーションには古川聡さんが滞在中。たまたま、着陸地の米フロリダ州ケネディ宇宙センターの上空を飛行する軌道にいたため撮影が可能となり、30年間にわたるシャトルの歴史でも前例のない写真となった。
名証セントレックスに上場していた医薬品開発支援会社「富士バイオメディックス」(東京都千代田区、民事再生中)の元社長らについて、金融商品取引法違反(有価証券報告書などの虚偽記載)の疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が強制調査に乗り出していたことが分かった。監視委は今後、旧経営陣ら数人を東京地検に刑事告発する方針だ。 関係者によると、同社は07年5月期の有価証券報告書で、売上高を水増しするなどの手口で数十億円規模の粉飾をした疑いが持たれている。経営が悪化したため、同社側から経営コンサルタントに依頼し、本来は赤字の決算を黒字に見せかけていたとみられる。 同社は05年に上場。医薬品の開発支援や調剤薬局の運営、抗老化のアンチエージング事業などを展開したが資金繰りが悪化。08年10月、約218億円の負債を抱え、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、上場廃止となった。【松谷譲二】
◇ウイルス流入でパニックも 予防注射の実施率はわずか4割 日本獣医師会によると、国内での飼い犬への狂犬病予防注射実施率は約4割と推定される。日本では50年以上発生例がなく危機感が薄まっているが、専門家は「このままではウイルスが国内に入ってきた際、社会がパニックになりかねない」と警鐘を鳴らす。 狂犬病は人間を含むすべての哺乳類が感染する病気。ウイルスは感染した動物の唾液などに含まれ、人間の場合、多くは動物にかまれて感染する。1~3カ月の潜伏期間を経て、高熱やまひ、水が怖くなる恐水症などの神経症状が表れ、呼吸障害によってほぼ100%死亡する。 国内で最後に感染が確認されたのは人間が1954年、犬が56年。しかし海外では広がっており、2006年にはフィリピンに旅行した日本人2人が帰国後に発症して亡くなった。世界保健機関(WHO)によると、世界中で年間3万~5万人が死亡。昨年はニューヨーク市の公園
山口市で昨年10月、頭蓋(ずがい)内出血を予防するビタミンK2の代わりにホメオパシーと呼ばれる民間療法の特殊な錠剤を投与された乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡した問題で、同市の母親(33)が市内の助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めていた訴訟が21日、山口地裁であり、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意した。和解には「内容を口外しない」との条件があり、母親の弁護士は「コメントしない」としている。
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