リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon利根川晶子●翻訳translation by Tonegawa Akiko サッカーに関わる仕事に就いてすでに35年以上になる。取材でどこの国に行っても、どの大会に行っても、みんなが私を温かく、笑顔で受け入れてくれる。それは、私がブラジル人だからだ。サッカーの国からやって来たからだ。 ﹁第一に応援するのはもちろん自分の国だが、その次に応援するのはブラジルだ。私の第二の心のチームだ﹂と言う人にも、これまで何度も出会ってきた。陽気で楽しいプレー、誰にもできないようなテクニック、そんなブラジルサッカーのおかげで、世界の多くの人がブラジルを愛してくれている。 日本の皆さんは、日本もこのブラジルに近づきつつあることをおわかりだろうか? こうした人々の親しみという気持ちを、ブラジルはW杯をはじめとした国際大会で何年もかけ獲得してきた
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