はじめにRxとは C# 発祥の Reactive Extensions のことで、様々な言語に移植されています。RxSwift はRxの Swift 版です。 様々な言語に移植されているのは、それだけ有用だからです。しかしRxは有用である一方で学習コストが高く、導入の敷居が高いとみなされがちです。 ネットでRxについて検索すると、Reactive とは・・・関数指向うんたら・・・と、そりゃオブジェクト指向プログラマにはとっつきにくそうに感じるわな、と思うものが多いです。 ここではオブジェクト指向設計で一般的に利用されるオブザーバーパターンを置き換えるところから、Rxの利用方法を解説してみます。 以下のようにシリーズになっていますが、この記事の内容だけでも十分役に立つと思います。 オブザーバーパターンから始めるRxSwift入門RxSwift入門(2) 非同期処理してみる