︻ニューヨーク浅妻博之、長野宏美︼テニスの4大大会最終戦、全米オープン第13日は8日︵日本時間9日︶、当地のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝が行われ、大坂なおみ︵20︶=日清食品=が元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ︵36︶=米国=を6-2、6-4のストレートで破り、男子を含めた4大大会のシングルスで日本選手として初優勝の快挙を成し遂げた。アジア勢の全米優勝も初めて。優勝賞金は380万ドル︵約4億2200万円︶で大坂の生涯獲得賞金︵約323万ドル︶を上回った。 日本選手のこれまでの4大大会シングルス最高成績は、2014年全米の錦織圭︵28︶=日清食品=の準優勝。女子は1973年全豪オープンの沢松和子、96年ウィンブルドン選手権など計3度進出した伊達公子のベスト4が最高だった。