国民的漫画家、藤子・F・不二雄さんが描いた、10作品のSF短編漫画が実写化されることが決定した。﹁藤子・F・不二雄SF短編ドラマ﹂として、NHKBSプレミアム・BS4Kで、2023年春に放送される。15分×12回予定。 コロナ禍を彷彿︵ほうふつ︶させるウイルスのはびこる世界を描いた﹁流血鬼﹂︵前後編︶には、金子大地、堀田真由、加藤清史郎、締め切りに追われる漫画家がタイムスリップする﹁昨日のおれは今日の敵﹂に塚地武雅、人の心の声が聞こえる不思議な実を手にした青年の物語﹁テレパ椎﹂に水上恒司、食糧危機に陥った未来の老人の悲哀を描いた﹁定年退食﹂に加藤茶、井上順、悪魔との魂の取引をコミカルに描く﹁メフィスト惨歌﹂に又吉直樹、鈴木杏、遠藤憲一といった、若手からベテランまで実力派俳優が出演する。 なお、藤子さんは、﹁ドラえもん﹂﹁オバケのQ太郎︵共著︶﹂﹁パーマン﹂﹁キテレツ大百科﹂など児童漫画の