書評に関するboxeurのブックマーク (10)
-
2008年11月24日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 読書論の極北 - 書評 - 読んでいない本について堂々と語る方法 筑摩書房より献本御礼。 読んでいない本について堂々と語る方法Pierre Bayard / 大浦康介訳 [原著:Comment parler des livres que l'on n'a pas lus] 2018.05.01 リンクを文庫版に変更 これまた土壇場ですごい本が来た。11月の終わりというのは、﹁今年のベスト﹂の締め切りでもあるのだが、読書論に関しては間違いなく本書がベストだ。 そう、読書論、読書術ではなくて。 本書﹁読んでいない本について堂々と語る方法﹂に﹁見栄読書講座﹂を期待すると、間違いなく火傷する。本書にそれを期待するのは、﹁数学﹂と﹁算数﹂を混同するぐらい危険である。 では、本書はどんな本なのか?最もよいのは、著者自身の要約で﹁斜め
-
2008年06月16日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 型の力で肩の力を抜け - 書評 - ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ディスカバー社よりいつも通り献本御礼。 勝間和代の ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 勝間和代 初出2008.06.12; 販売開始まで掲載 フレームワークを知悉し、フレームワークで今の地位を築いた著者が、フレームワークを縦横無尽に使いまくって書き、それをベストセラー出版のフレームワーク化に成功した出版社が編集し本にまとめた一冊。 フレームワークに関して学ぶのに、これほどの好条件が他にあるだろうか。 本書﹁勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力﹂は、見ての通りフレームワークの本。 目次 - Discover: ショッピングカートにまだないのでAmazonのものを追補 第1章 ﹁ビジネス思考力﹂を定義する!﹁ビジネス思考力﹂を定義す
-
ドットインストール代表のライフハックブログ
-
2008年04月04日00:10 カテゴリ書評/画評/品評Money 4つのすごい - 書評 - 勝間式﹁利益の方程式﹂ 著者本人より献本御礼。 勝間式利益の方程式 勝間和代 初出2008.04.02; 販売開始まで更新 勝間本の中で、最も面白くて役に立つ一冊。 ﹁10倍﹂シリーズを揶揄する人も、これを読んだら著者が﹁本物﹂であることを納得するしかないのではないか。 本書︿勝間式﹁利益の方程式﹂﹀は、文字通りまるごと一冊利益の本。 目次 - 私的なことがらを記録しよう!!: 勝間式﹁利益の方程式﹂、目次入りましたを大幅増補 第1章 なぜ、利益の概念が必要なのか 第2章 利益はどう計算するのか 利益 = (顧客当たり単価 - 顧客当たり獲得コスト - 顧客当たり原価) × 顧客数 第3章 利益を上げる方程式の解き方 第4章 原則1どうやって顧客単価を上げるのか 基礎知識1顧客単価が利益に
-
2008年01月31日01:45 カテゴリ翻訳/紹介Art 残業は会社にも優しくない - 書評 - ﹁残業ゼロ﹂の仕事力 日本能率協会マネジメントセンター出版事業部坂田様より献本御礼。 ﹁残業ゼロ﹂の仕事力 吉越浩一郎 勝間和代も 荘司雅彦も、働く側から﹁残業は損﹂と述べているが、それを﹁働いてもらう﹂側から述べているのが著者。著者の本はその点で首尾一貫しているのだが、その中で最も優れているのが本書だ。両方あわせて読んでおきたい。 本書︿﹁残業ゼロ﹂の仕事力﹀は、トリンプ元社長として、従業員も増やさず残業も増やさず会社の売り上げを5倍、増収増益を19期連続で達成した著者が、それをどう成し遂げた、いや成し遂げられるように会社をしたのかを、一個人の立場から振り返って書いた本。同工異曲としては﹁デッドライン仕事術﹂があるのだが、本書の方がよく書けているのは、単価の違いばかりではないだろう。 目次
-
2008年01月01日04:30 カテゴリ書評/画評/品評 2008年のお年玉で買うべき本10冊 あけまして、おめでとうございます。 お正月といえば、お年玉。 貰う立場の人も、あげる立場の人も、そのお年玉で何を買ったらいいのかというのをずうずうしくも提案するという企画のEntryです。 ここでは、一度買ったら一生ものとして読める本を慎重に選んでいます。ですから、﹁404 Blog Not Found:2008年の仕事始めまでに読んでおきたいビジネス書x10﹂のように、読む順番にこだわる必要はありません。何なら積読だって構いません。ただし、一度手に入れたら、引っ越しても手放さないでくださいね。何度も何度も読み返すことに、意味がある本なのですから。 あと、﹁お年玉﹂ということで、値段にもある程度気を遣いました。一口に﹁一冊﹂といっても﹁書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド﹂だったら一
-
2007年12月27日15:00 カテゴリ書評/画評/品評 本当に頭のいい一冊 - 書評 - 頭のいい段取りの技術 日本実業出版社第一編集部滝様より献本御礼。同時に滝様に私の連絡先を通知して下さったソフトバンク・パブリッシングの上林様にも御礼。 頭のいい段取りの技術 藤沢晃治 おかげで、マーフィーの法則、書評ブログ篇その2が出来ちゃいました。 スゴ本は、まとめ記事を出した後に献本される。 本書は、今年最も速く読了した本。何と一分を切っていた。私の速読術が凄いからではない。著者の段取り力が凄かったからだ。それだけでも、著者の段取り力の証明となるのではないか。 本書﹁頭のいい段取りの技術は、ブルーバックスの﹁[分かりやすい]三部作 ﹂でも今ではおなじみとなった、藤沢晃治の最新作。﹁頭のいい﹂本が巷にあふれている昨今では食傷感を誘わずにいられないタイトルではあるのだが、本書はタイトル負けしていな
-
音楽の基礎 スポンサード リンク ・音楽の基礎 音楽の基礎 古典的名著だがたいへん知的好奇心を満たされた。 音楽の基本は音である。音は高さ︵ヘルツ︶、長さ︵秒︶、強さ︵デジベル︶、音色の4つの要素で規定される。そして音はリズム、旋律、和声の法の上で音楽を構成する。この法があるから美しい旋律や響きが得られるわけだが、実は規定と現実のズレが音楽を奥深いものにしていることがわかる。 たとえば高さ。音高とは数学にもとづいて少しの狂いもなく設計されていると思っていたが、実際の音楽ではそうではないらしい。たとえば平均率音階はオクターブを12等分したものだが、この理論値と実際のアナログな楽器は微妙に異なっている。現実の弦で得られる音響学的な平均率では、Cを基音としたC#とD♭では、C#のほうが若干高くなるそうだが、平均率では同じ音に集約している。完全な平均率ではややきたないにごりがでるそうだ。﹁天上の音
-
2006年02月23日16:44 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 残り0.1%も仮説 - 書評 - 99.9%は仮説 ずいぶんおとなしいタイトルの本である。これでも。 99.9%は仮説 竹内 薫 本書は、﹁科学﹂という﹁仮説﹂に関する本である。 飛行機が飛ぶしくみにはじまり、プトレマイオス→コペルニクス→ケプラー→ニュートン→アインシュタインという天体物理学の流れ、ミリカンの知られざる﹁データ隠蔽﹂、ロボトミー、Intelligent Design、宇宙項、そして超ひも理論。実に数多くの実例を挙げながら、科学もまた仮説に過ぎないことを示している。 しかし、本書は﹁だから科学も大したことはない﹂という立場を取らない。 pp.153 科学と真理は、近づくことはできてもけっして重なることはできない、ある意味とても切ない関係なんです。 この切なさを無視するのでもなく、宗教や似非科学に﹁逃げ
-
東大教官が選んだ新入生向けのブックリストとして、新書﹁東大教官が新入生すすめる本﹂と、紀伊國屋書店のサイト[参照]がある。全部で1600冊程と膨大なので、まとめた。まとめるだけでは面白くないので、100冊に絞ってランキングした。 ■東大教官の観点 以下の3つの観点から選書している。1) 私の読書から――印象に残っている本2) これだけは読んでおこう――研究者の立場から3) 私がすすめる東京大学出版会の本1) は、読書経験の貧富がハッキリ見える。めったな本を勧めるわけにはいかない。ほとんどが厳めしい古典、大御所を占める。ところが、ウケ狙いか、小松左京や村上龍、コミック﹁棒がいっぽん﹂などを推す教官がいて面白い。2) の意味を拡大解釈する教官多し。何十巻もある﹁○○全集﹂を指定してくる人もいる。ゼミ生になったら生き字引代わりにでもしようとするつもりかしらん。オマエも全読してねぇだろ!
-
1
キーボードショートカット一覧
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
設定を変更しましたx