新海誠の暗喩 - 踏切と階段 『君の名は。』のラストシーンは、東京の街ですれ違い続けた瀧と三葉がついに出逢う、というところで幕が下りる。 明らかに新海誠の過去作『秒速5センチメートル』を意識して作られていて、出会うことのできなかった「貴樹と明里」との対比を観客に強く意識させた上で、「瀧と三葉」を出逢わせている。 ↑この東京の街の画は『秒速5センチメートル』のものだけど、『君の名は。』の終盤にも似たカットがあり、どちらも同じように桜の花びらが舞う。 『秒速5センチメートル』の最後のシーン、踏切ですれ違った「貴樹と明里」は、再会することなくそれぞれの進路へと進んでいく。この場合の踏切は“断絶”の暗喩だ。 一方、『君の名は。』で2人がすれ違う場所は階段。そこには踏切における電車のような、2人を引き離すものや隔たるものはない。あるのは高低差、つまりそれは2人が異なる時間の世界を生きてきたパラレル性
高橋ヨシキさんがニコニコ生放送『タマフル24時間ラジオ』に出演。宇多丸さんと映画『シン・ゴジラ』のゴジラ第二形態の魅力について話していました。 『タマフル24時間ラジオ2016』映画ライター・デザイナーの高橋ヨシキさん登場!動画はこちらから⇒ https://t.co/V6dfTHiHs4 #tbsradio #radiko #utamaru pic.twitter.com/t7r5pno5lx — tamafle954 (@tamafuru954) 2016年8月20日 (宇多丸)(ニコ生コメントを読む)あ、「ゴジラ、ゴジラ」って言ってますよ。ただ、ゴジラの話はここでしちゃわないで……だってほら、メルマガで書いていて。がっつりね、それこそご自分の考えと、メールで来たのに返答と、てらさわホークさんとの対談と、もうがっつりやられているんで。それはぜひちょっと…… (高橋ヨシキ)でも、第二形態
世間ではオリンピックの話題で盛り上がっている中、映画館では『シン・ゴジラ』が大ヒットを記録中です。7月29日の公開から先週末8月14日までの3週間で、なんと観客動員数230万人、興業収入33億8200万円を突破するという凄まじさ!東宝では当初、最終目標を40億円程度と見込んでいたようですが、この勢いなら50億円超えは確実でしょう。 そんな『シン・ゴジラ』、すでに色んな人が内容を考察してるんですが、中でも議論の的になっているのがラストシーン。「ヤシオリ作戦」によって凍結され、活動を停止したゴジラの尻尾にカメラが近づいていくと、その先端には何やら生物らしきものの姿が…。 「アレはいったい何なんだ?」と公開直後から話題になったこのシーンに関して、多くの観客の間で検証が行われ、現在、様々な説がネット上に乱立しているそうです。というわけで本日は、その中で代表的な説をいくつか取り上げてみましたよ。 ※
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