食と歴史に関するbrimley3のブックマーク (2)
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全国納豆協同組合連合会の﹃納豆に関する調査﹄︵2021年6月発表︶によると、消費者が納豆を食べるとき入れるものとして最も多いのは﹁添付のタレ﹂︵84.7%︶、次いで多いのが﹁からし﹂︵52.5%︶だそうで、どちらも納豆の付属物としては定番となっています。 ︻写真︼納豆の“からし”の原料 ここでひとつの疑問がうかびました。それは﹁各メーカーが納豆をよりおいしく食べられるよう自社開発のタレを付属させるのはわかる。でも、なぜからしまで?﹂ということです。 納豆にからしが付属されている理由について、全国納豆協同組合連合会︵以下、納豆連︶に聞きました。 納豆連によると、﹁納豆にからし﹂の歴史は江戸時代にまで遡るとのこと。 ﹁かつて冬を越すための貴重なタンパク源として重宝されていた納豆は、気温の低い時期に作られていました。納豆食の文化が広がり通年食べられるようになりましたが、問題となったのが納豆の“ニ
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鮮やかなオレンジ色の柑橘と、昔懐かしい書体が存在感を放つボンタンアメ。誰もが一度は見かけたことがあるのではないだろうか? ▲透明なオブラートに包まれている ボンタンアメは、もちもちした食感と爽やかな柑橘の香りが特徴的な餅菓子だ。オブラートに包まれており、この包みは剥がさずそのまま食べられる。口に入れるとすっと溶けるオブラートの感触もどことなくクセになる感じがする。 製造元は鹿児島のセイカ食品株式会社。発売開始は1924︵大正13︶年で、98年もの歴史を持った超ロングセラー商品である。毎年、お菓子が誕生しては消えていく市場で、ボンタンアメがこれだけ長く生き残っているのはどうしてだろうか? もちろんロングセラーの裏側にはさまざまな要因があるが、その理由のひとつは広告・販売戦略にある。発売開始当時に派手な広告を打って全国的に注目を集めたことや、全国網のキヨスク※で取り扱われていたことが売上を支え
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