![世界初、結晶化ガラス固体電解質を用いたオール結晶化ガラス全固体ナトリウムイオン二次電池を開発](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fe396a6f8bf047027597527b14a958c903d86aed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fprcdn.freetls.fastly.net%2Frelease_image%2F74162%2F6%2F74162-6-b42c7c7ff2c40c813b49e979e6282f57-766x514.png%3Fformat%3Djpeg%26auto%3Dwebp%26fit%3Dbounds%26width%3D1200%26height%3D630)
大阪公立大学(大阪公大)は9月20日、安価で豊富な資源量の元素を用いて、高い容量と可逆性を持つ全固体ナトリウム電池の正極材料「Na2FeS2」の開発に成功したと発表した。 同成果は、大阪公大大学院 工学研究科の奈須滉大学院生(大阪府立大学 大学院生)、同・作田敦准教授、大阪公大の辰巳砂昌弘学長、同・大学院 工学研究科の林晃敏教授を中心に、東京大学、早稲田大学の研究者も参加した共同研究チームによるもの。詳細は、ナノ/マイクロスケールのサイエンスに関する学際的な分野を扱う学術誌「Small」に掲載された。 リチウムイオン電池(LIB)の需要は近年、急拡大を続けており、リチウムやコバルトなど必要とするレアメタルの需要が、2030年頃には供給を上回ってしまうと懸念されている。そのため、リチウムのような希少性の高い元素を利用するのではなく、資源量の豊富な元素の利用が重視されるようになってきており、日
関西学院大学工学部の吉川浩史教授、米子工業高等専門学校総合工学科の清水剛志特命助教(関西学院大学大学院理工学研究科 理系学部研究員)と、関西学院大学理学部の豆生田匠海氏、豊嶋広樹氏、田中大輔教授、秋吉亮平助教らからなる研究チームは、ナトリウムイオン電池の電極材料として、芳香族アゾ配位子と酸化還元活性な金属イオンを含むユニットからなる有機-無機ハイブリッド化合物が、高容量と高電圧を実現することを見出しました。 ナトリウムイオン電池(SIB)は、リチウムイオン電池(LIB)に匹敵する電力を安いコストで得られることから、次世代蓄電池の一つとして注目されています。最近では、豊富な資源を原料とする軽量な有機化合物を活物質とし、さらに高性能なSIBが開発されています。その中でも、芳香族アゾ化合物は、多電子酸化還元反応と急速充放電を両立する有望な活物質です。しかし、既報の芳香族アゾ化合物には、電解液への
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