本に関するbutyricacidのブックマーク (5)
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エロカルチャー 2009年07月28日 ﹃銭﹄︵鈴木みそ著、エンターブレイン発行︶は、死にかけちゃった男のコが浮遊霊となり、出会った浮遊霊仲間とともに、この世の中の﹁カネの流れの仕組み﹂を覗き見ていく話である。というと突拍子もない話に聞こえるかもしれないし、浮遊霊とかいう設定にひっかかりを感じる人もおられるかもしれないが、もし立ち読み可能な本屋さんやマンガ喫茶に行く機会があれば、ちょっと試しに数ページでいいからめくってみて欲しい。浮遊霊うんぬんがふっとぶほどの﹁銭﹂の情報量に圧倒されるはずだ。 しかも、その﹁銭﹂の流れはうまいこと現代のツボを突いていて、﹁カフェを起業するときの金勘定の流れ﹂や﹁メイド喫茶の値段﹂、﹁ペットブリーダー﹂﹁ホスト﹂﹁葬式﹂と誰もが一度は﹁実際内部で何がどーなって、あの値段になってるんだろう?﹂と思ったことのあるようなネタが満載。しかも﹁そこまで描くか!?﹂とい
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2009年06月18日 ﹁税金は値切れる﹂ 国家というシステムのバグを突くには? ︻書評︼貧乏はお金持ちby橘玲 ここ3年ほど、歯のインプラントの手術やらなんやらで、医療費が結構かかったこともあって、年度末に税務署で確定申告をしている。30過ぎるまでは、ずっと確定申告をしたことがなかった。だから、初めて還付金が振り込まれたとき ﹁このオカネは、どこから沸いてきたのだろう?﹂ と不思議な気持ちになったものだ。本来的にいえば、自分が﹁払い過ぎた﹂税金を取り戻したのに過ぎないのだが・・・。 ついつい、サラリーマンをやっていると、納税者意識が薄くなるのだが、﹁税金とは交渉次第で値切れるものなのだ﹂という、ある意味、信じられない現実を突きつけられる本の一節があったので、紹介したい。 この本の著者の橘玲さんは、国家や制度のもたらすシステムの﹁バグ﹂を突いてHackするような視点を、鮮やかに描き出すこ
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来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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﹁Eric Sink on the Business of Software﹂読了。献本感謝。 みんな大好きジョエル・スポルスキーも大絶賛の本書であるが、とても面白かった。 そして、本書で指摘される図星としか言いようのない的を得た指摘の数々がつぼにはまり、読みながら頻繁に声を出して大笑いしていたので、家の中で不審がられた。 私たちは、独創的なアイデアでソフトウェア業界の勢力図を書き換えてしまった人たちや、一夜にして巨万の富を手にした人たちにばかり興味が向きがちだ。 しかし、著者はそれに対してはっきりと﹁No.﹂を突きつける。 自分たちのソフトウェア製品を持ち、しかし大企業化を志向しない企業のあり方を、著者は﹁小さなISV﹂と呼ぶ。 それを私たちがなぜしようとしないのか、著者は次のように分析する。 1. 私たちはそれを見たいと思わない (巨大なマーケットばかり意識して、ニッチマーケットで優れ
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2008年08月08日00:00 カテゴリ書評/画評/品評iTech DIY 24/7 - 書評 - [24時間365日]サーバ/インフラを支える技術 技術評論社土井様より献本御礼。24時間365日 サーバ/インフラを支える技術 伊藤直也 / 勝見祐己 / 田中慎司 ひろせまさあき / 安井真伸 / 横川和哉 初出2008.08.03; 販売開始まで更新 実に面白かった。本書単体で読んでも面白いが、﹁Googleを支える技術﹂と読み比べると面白さ22倍といったところだろうか。 本書﹁24時間365日 サーバ/インフラを支える技術﹂は、はてなとKLabという、実際に24時間365日稼働するサービスを運用している﹁中の人々﹂が、それをどうやって実践してきたかを一冊の本にまとめたもの。﹁外から見て﹂書いた﹁Googleを支える技術﹂は、そこが決定的に違う。 書籍案内‥﹇24時間365日﹈サーバ
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