フラッシュメモリは、スマートフォン、ノートパソコンなど、多くの身近な製品に搭載され、ニーズは高まるばかりです。フラッシュメモリの出荷数量は年々増え続けてきました。なぜこの様な躍進を続けられたのでしょうか? フラッシュメモリの歴史を振り返ると、フラッシュメモリと、フラッシュメモリを搭載するアプリケーションの技術革新が同時に進行し、それにより人々のライフスタイルまでもが大きく変化していったことが分かります。 <図1> NANDフラッシュ出荷個数の年次推移とアプリケーション (WSTSのデータを基にアドテックが作成) ~1960年代 ノイマン型コンピュータの登場 ノイマン型コンピュータは計算機の原型となる概念で、①入力装置、②制御装置、③演算装置、④主記憶装置、⑤出力装置で構成されています。主記憶装置にプログラムを格納し、プログラム制御方式で計算を行う構成です。この構成は70年経った今でも私たち
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