連休明けの5月7日、政府が﹁女性手帳﹂なるものの導入を検討しているというニュースが流れてきた。 共同通信が伝えているところによれば、概要は以下の通りだ。 ﹃政府は7日、少子化対策を議論する作業部会﹁少子化危機突破タスクフォース﹂︵座長・佐藤博樹︵さとう・ひろき︶東大大学院教授︶の会合を開き、晩婚化や晩産化が進む中、若い世代の女性向けに妊娠・出産の知識や情報を盛り込んだ﹁女性手帳﹂︵仮称︶の導入を議論、委員からは異論などは出なかった。 女性手帳は﹁妊娠や出産の適齢期を知らない人が多い﹂との指摘を踏まえて検討されたもので、女性の将来設計に役立ててもらうのが狙い。作業部会の下で具体的な妊娠・出産支援対策を討議してきたサブチームが導入を提案した。――後略――﹄︵元記事はこちら︶ この﹁少子化危機突破タスクフォース﹂の作業部会は、少子化に歯止めをかけるための具体策を、今月中に取りまとめ、6月中に策定
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