昨晩、1時間半の鮨特集だっつうんでNHK﹁ためしてガッテン﹂を見ていたら、途中から﹁すし與兵衛﹂の鈴木信夫さんが出てきてほぼオンステージ。うわ〜とひっくり返って驚いた。つか、物怖じせず緊張せず、いつもの鈴木さんであった。演技もうまいうまい。握る手も震えてない︵笑︶ 見事な男ぶり。さすが。 番組の内容はなかなか画期的で、日本人の﹁鮮度&素材信仰の鮨観﹂を壊してくれるもの︵快哉!︶ なにしろ﹁大間の最高級生まぐろ+金賞受賞のこしひかり﹂で握った鮨が、﹁スーパーの冷凍まぐろ+古米7割のブレンド米﹂で握った鮨に、一般人の食べ比べ投票で負ける、というところから番組が始まるのである。 で、鮨のルーツを探ったあと、科学の目を使って、酢が魚の旨みを増やし魚が米のうまみを増やす握りの技︵押し寿司の秘密︶、タネと酢飯が剥がれない一体感がいかに大事かという事実、優れた職人が握りの中に空洞を作っている様子をMRI