番外編。普通はどれも必要ないと思う。 しかし正攻法ではニッチもサッチもいかない時、というのは必ずおとずれる。 たとえばアイデアがいますぐ必要だ、しかしジェームス W.ヤング﹃アイデアのつくり方﹄に載ってる正攻法→︵1︶仕込む ︵2︶忘れて待つ ︵3︶浮かんだのをつかまえる、なんてことは今やってられないんだ、何しろ今すぐ必要なんだ、という時である。 そんな時、悪魔はあなたの耳元でささやくだろう。 ﹁パクれ﹂ エドガー・アラン・ポーだって、創作はコンポジションだと言い切ってるじゃないか。ヤングだって﹃アイデアのつくり方﹄の中で﹁新しいものなんてのは、結局のところ古い既存のものの組み合わせだ﹂みたいなことを言ってるじゃないか。 しかし、他の物書きがこさえた﹁出来合いのもの﹂をそのまま引き写して来るのと、古いネタを組み合わせて使うのは、雲泥の差がある。 パクるなら、せめて違うジャンルからパクろう。
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