ナサニエル・ホーソーン版による神話におけるミダース王。王が娘に触ったとき、娘は彫像と化した。1893年発行版のウォルター・クレインによる絵。 ギリシア神話の中でミダース︵古希: Μίδας, Midās︶は、プリュギア︵Phrygia︶の都市ペシヌス︵Pessinus︶の王[注釈1]。長母音を省略してミダスとも表記される。触ったもの全てを黄金に変える能力︵"Midas touch"︶のため広く知られている。 ミダースは子供の頃にゴルディアース︵Gordias︶と彼を夫とする女神キュベレー︵Cybele︶の養子となった。ミダースは、快楽主義者、そして優れたバラの庭師[注釈2] として知られていた。また彼には残忍に人を殺したリテュエルセース︵Lityerses︶という一人の息子がいた[1]。しかし、神話の中には、代わりにゾエ︵Zoë︶﹁生命﹂という娘がいたとするものもある。 童話﹃王様の耳
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