にげだめ(6):アスカはいかにしてリストラされたのか --------------------------------------- にげだめ(1):網走監獄でヱヴァを想う にげだめ(2):あしたのジョーと3C分析 にげだめ(3):宮崎駿の労働神話 にげだめ(4): 労働少女と父=宮崎監督 にげだめ(5):エヴァ対ヱヴァと、おとん にげだめ(6):アスカはいかにしてリストラされたのか --------------------------------------- 前回の続き。 21世紀のヱヴァンゲリヲンの物語が、20世紀末のエヴァンゲリオンよりも、はるかに「シンプル」な問題に成り下がったのは、 ・パパが「小さな存在」になった ・レイが「健気」な存在になった ・アスカという存在が丸ごと「リストラ」された この三つに依存する。 伝統社会の少女=綾波レイの物語 「少年が父を追
にげだめ(4): 労働少女と父=宮崎監督 --------------------------------------- にげだめ(1):網走監獄でヱヴァを想う にげだめ(2):あしたのジョーと3C分析 にげだめ(3):宮崎駿の労働神話 にげだめ(4): 労働少女と父=宮崎監督 --------------------------------------- 堅物、もといマジメ人間である宮崎駿監督の作品の特徴は、「見えない父権」ってのが混じっている点だと思う。これが、「宮崎アニメの少女には萌えにくい」「萌えることに罪悪感を覚える」というポイントになっている、と、思うのです。 以下は、 「いかに彼女たちは父親を愛して、戦闘美少女になり、嫁き遅れになったか?」 というテーマでの無責任雑談。 父と継承 はじめにチョット硬い話題。 (エヴァを語るときの前フリに。面倒なら次の節まで読み
デスノートの完成度は怖い 再び、デスノート。 いまさら何を、という感じですが、前回いい足りなかったことなので。 デスノートの何がヤバイって、あの小畑絵の完成度でしょう。 褒め言葉の「ヤバイ」じゃなくて、このままだとマンガ労働者が死に至るという意味で、ヤバイ。 昔の劇画なんて、勢いに載せて描きっぱなしの絵で良かったんだけどね。 手塚治虫〜石ノ森正太郎の絵とか、勢いに任せてガンガン描いている絵じゃあないですか。だから、この人たちは、アシスタントシステムもスクリーントーンもないのに、一月300ページとかの暴走が出来た。 だが、今のマンガ絵。 書くのに時間メチャクチャかかるんだよなあ…。 「AKIRA」「童夢」を初めとする大友マンガが、超えてはいけない一線を越えてしまったので、「マンガ家は絵が上手くないと」という圧力をかけてしまったという話があるけれど。 あれは、まあ、数年かけてじっくり
描く脳・萌える脳:記号と文化の共犯関係 先のエントリで大路さんが悩んでいた 「萌えイラストの是非」 みたいなコメントで、色々と悩み多き長文が多く、興味深く読んでました。 問題をすごくザックリと大雑把にいいますと、 「いわゆる<萌え絵>って陳腐じゃねえか、あんな感性は俺には耐えられねえ」 という意見。 なお、この種の見解の賛否が集まっている2chスレッドのログがこちら。(ユウキさん情報提供) このページを読む者に永遠の呪いあれ:萌え絵描きとそのファンは死んだ方がいい http://d.hatena.ne.jp/sutarin/20061025/p1 (荒れそうな予感。・・・コメント欄が感情的に荒れるのはいやですので、この件に関しての賛否意見で罵りコメントするのはなるべく慎んでください。あくまで理性的にね(= =;)) この問題については、色々考えていたので、正面切ってコメントする
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