2月21日午前10時30分ごろ、茨城県東海村の﹁東海第二原発﹂で、電源喪失のトラブルがあった。不測の事態に岸田政権の原発政策が問われる︵写真は、廃炉作業が進む福島第一原発︶ 写真‥AP/アフロ2月21日午前10時30分頃、茨城県東海村の﹁東海第二原子力発電所﹂で、非常用電源が停止、電源を喪失した。16時時点で、外部電源が確保されており、にわかに危険な状態ではないと思われる。 日本原子力発電株式会社は、原子力規制委員会、茨城県に対して﹁緊急事案﹂として通報をした。複数の関係者が、こう明かした。 ﹁非常用電源が突然﹃待機状態﹄になりました。ポンプモーターに異常はなく、外部電源が確保されていることは確認しましたが、非常用電源停止の原因は、今もって不明です。原因がわからないので、対処も未定ですが、ディーゼル発電機を取り替えるなり、復旧させるなり、必要な対応をすべく、準備しています﹂︵東電関係者︶