福島医大は16日、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した県民約2400人の抗体の量を調べた結果、全体として時間の経過とともに減少していたが、ワクチンで増加した抗体量やその持続期間は個人ごとに異なり、それぞれの特徴から六つのグループに大別できたとする研究成果を発表した。年齢や体質などが関係しているとみられ、研究チームが今後、メカニズムの解明を進める。 年齢が高いほどワクチンで得られる抗体量は少なく、持続期間が短いとされてきたが、体質などとの関係ははっきりしていない。研究が進めば、高齢者以外で優先的にワクチンを接種すべき人がどういう人なのかが明らかになる可能性がある。 研究チームは昨年11~12月、ワクチンを2回接種済みの平田村や南相馬市、相馬市などの住民(13~100歳)に採血検査を実施した。検査は同9~10月にも行っており、今回は2回目。ワクチンはほとんどが米ファイザー社製だった。 体が
世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は11日、今後6─8週間以内に欧州の人口の半分以上が新型コロナウイルスのオミクロン変異株に感染するとの見通しを示した。ポーランド・ワルシャワの病院で昨年11月撮影。(2022年 ロイター/Kacper Pempel) [コペンハーゲン 11日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は11日、欧州の人口の半分以上が新型コロナウイルスのオミクロン変異株に感染することが予測されているとした上で、インフルエンザのような「エンデミック(一定地域で普段から継続的に発生する状態)」とみなすのは時期尚早という認識を示した。 2022年の第1週に欧州で700万人以上の新規感染者が報告され、2週間で2倍以上に増えたと指摘。「このペースでいくと、今後6─8週間で地域の人口の50%以上がオミクロン株に感染すると、米ワシントン
東京都内では25日、新たに382人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、10日連続で1000人を下回りました。 また、都は感染が確認された8人が死亡したことを明らかにしました。 都の担当者は「祝日が多かったのも感染者数が減った要因かと思われるので、マスクの着用を続けるなど、引き続き気を緩めないでほしい」として 対策を徹底するよう呼びかけています。 東京都は25日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて382人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の土曜日より480人減り、10日連続で1000人を下回りました。 前の週の同じ曜日を下回るのは34日連続です。 また、25日までの7日間平均は400.7人で、前の週の45.2%でした。 7日間平均が前の週を下回るのは32日連続で、感染確認の減少が続いています。 都の担当者は「祝日が多かった
新型コロナウイルスの第4波が猛威を振るっている。強い感染力と重症化……。これまでの“常識”を覆す威力を見せつけている。さらに、ここへきて、子どもの重症化リスクが浮上。警戒が強まっている。 【写真】この記事の関連写真を見る(22枚) ◇ ◇ ◇ 熊本市の…
2021年1月現在、全国で新型コロナの流行に歯止めがかからず、1月7日に二度目となる緊急事態宣言が出されました。 全国的に感染者が急増しており、発熱相談窓口への問い合わせも増えています。 どのような症状があれば新型コロナを疑い病院を受診すれば良いのでしょうか。 新型コロナの典型的な症状、経過、重症化のリスク、後遺症などについて現時点での知見をまとめました。 新型コロナウイルス感染症の典型的な症状新型コロナでよくみられる症状(CDC「新型コロナの臨床症状」より) 新型コロナの潜伏期間(感染する機会から何らかの症状を発症するまでの期間)には1〜14日と幅がありますが、多くの人がおよそ4〜5日で発症します。 新型コロナウイルス感染症の初期症状は風邪やインフルエンザと似ています。 風邪は、微熱を含む発熱、鼻水、鼻詰まり、ノドの痛み、咳などの症状がみられることが多く、またインフルエンザも風邪と似てい
日本はもったいないことをしました。5月中旬に行動規制を緩めたら、並行して大量検査でいろんな領域をモニタリング(→陽性者追跡→抑え込み)して隔離率を上げてればお盆と夏季休暇を満喫できて経済グルグルでしたよ。厚労省の尻馬に乗って根拠の… https://t.co/9lrZ2EZk3R
東京都、特に新宿区や豊島区で新型コロナ感染者数が増加しています。 6月中旬から下旬にかけて、新規感染者数は50人/日くらいで推移していましたが、7月2日からは3日連続で100人を超えています。 7/4時点での新規患者報告数の推移(東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト)連日100人を超える感染者が報告されており「第1波のときみたいに医療機関が大変なことになっているのでは?」とご心配くださっている方もいらっしゃるかもしれませんので、現在の都内の医療機関の状況についてご紹介致します。 現在の都内の新規感染者数は4月上旬に匹敵3月下旬から4月上旬の都内の新規感染者数(東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト)1日の感染者数だけで言うと、数値的には4月上旬に匹敵します。 4月4日には118人が報告されています。 4月4日と言えば緊急事態宣言が出される直前の状況で、筆者も「都内の新型コロナ診療医療
最前線で新型コロナウイルスの感染患者の治療にあたった医療機関が、外来・入院患者の減少や不要不急の手術の休止などにより収入減にあえいでいる。病院団体の調査では、患者を受け入れた病院の4月の医業収入は前年同月に比べ、平均12・4%減少した。「受け入れをやめたい」という病院もある中、東京都中央区の聖路加国際病院は1月下旬から5月下旬までに感染疑いも含め234人の入院患者に対応。一部病棟を空け、人間ドックなども休止した影響で、億単位の減収になっているという。福井次矢院長にこれまでの対応や今後の課題を聞いた。【川崎桂吾、斎藤文太郎】 国内2例目を受け入れ ――患者の受け入れ経緯を教えてください。 ◆最初の患者は国内2例目に感染確認された中国からの旅行者で、入院は1月22日でした。来日後に症状が出て、数カ所の医療機関を経て来院しました。それからしばらくは入院患者は1日1~2人で推移していました。このま
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