民間調査会社が10月に発表した都道府県別魅力度ランキングで、4年連続最下位に甘んじた茨城県。隠れた魅力を知ってもらおうと、県統計課係長の吉沢知丈さん(40)が茨城の統計調査をテーマにしたライトノベルを企画し、書籍化された。ユニークな取り組みは先月、総務省が創設した自治体の統計利活用表彰で特別賞を受賞した。 ライトノベルは「異世界統計数唄(かぞえうた)」。茨城県をモデルにした架空の「イヴァ=ラキ国」が舞台のファンタジーで、国王が後継者候補の3人に国民総数の調査を命じる。3人は冒険しながら統計調査を学んでいく。 メロンやアンコウなどの特産品…
![魅力度ビリの茨城県、データで逆襲「異世界統計数唄」:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/03fd6af50304fed7bbbb8743b809e49a451dce56/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20161203000667_comm.jpg)