■ V字回復を見せたスカイマーク 経営破綻からわずか1年余り。スカイマークは、民事再生の手続きを終結し、V字回復を成し遂げています。 6月29日に公表された2016年3月期の決算では、売上高が721億円、本業の儲けを示す営業利益は15億円の黒字化を果たしました。 破綻前の2015年3月期は、9ヶ月間ですが、売上高643億円に対して、営業利益は113億円の赤字に陥っていたことを踏まえれば、急速に業績が回復したことがわかります。 ただ、2016年3月期も1,817億円にものぼる損害賠償金の負担が大きく、最終損益は393億円の赤字となっていますが、来期にも特別要因がなければ最終黒字化することも決して不可能ではないといえるでしょう。 ■ そもそも、なぜスカイマークは破綻したのか? わずか1年余りで再生を果たしたスカイマークですが、そもそもなぜ経営破綻に追い込まれたのでしょうか? 分析を行っていくと
![『スカイマークが起こした“奇跡”のV字回復の要因とは?』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/41b2079cc0ec619899c7420650f7e4d4d4052acf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat.ameba.jp%2Fuser_images%2F20161125%2F17%2Fmbasolution%2F66%2Fd8%2Fp%2Fo0606022813806487617.png)