「表現の不自由展」の中止が突きつけた重大な課題 「あいちトリエンナーレ2019」の目玉企画はなぜ中止されたのか。何を考えるべきか 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 企画展の中止に議論が沸騰 愛知県内で開催されている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が、展示内容に対する多数の抗議が来たと報じられたのち、河村たかし・名古屋市長が中止を求め、その翌日には芸術総監督である津田大介氏が、警備上の懸念を主な理由として中止を発表したことが、大きな議論を巻き起こしています。寄せられた抗議にはFAXで「ガソリン携行缶をもって行く」というテロの予告とすら思える内容のものもあったと言います。 この件をめぐっては、SNS上では、表現の自由と政治・公金との関係等について様々な論点がみられました。そこで本稿では、それらを整理して論じたいと思います。 政治的表現は「表現の
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が武漢で問題となってから、もう4カ月以上経過した。感染者数は爆発的に増え、感染の舞台も東アジアからヨーロッパやアメリカ大陸へと瞬く間に広がっていった。わが国においてもついに緊急事態宣言が発動され、この数週間はニュース番組の半分以上をこの感染症ニュースが占めるようになった。 新型コロナウイルス感染症とメンタルヘルスの危機 多くの人はこの未知の疾患に怯え、むしろ愕然とした思いでこの事態を迎えていることだと思う。ただこうしたニュースの大半は、感染症の直接リスク、感染率や致死率、あるいはその予防法に費やされている。 どのようにしてこの感染症から自分の身や家族を守るか、それが最大の関心事となったし、外出を自粛し、社会的距離を取ることが何よりも大切なこととなった。しかし少し前ならば、人との接触を避け引きこもり続けること、これらはネガティブで不健康な行為であり
ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた 自由闊達なコミュニケーションを停滞させる「虚偽申請」 赤木智弘 フリーライター Twitterにログインしてもツイートできなくなる場合、段階は2つに分かれる。1つは、違反と判定されたツイートを指示に従い削除したのち、提示されたペナルティタイムを過ぎれば復帰できる「アカウントロック」。もう1つは、違反ではないことを証明できない限り、アカウントが復帰しない「凍結」だ。 これまで、何度かTwitterアカウントがロックされたことはある。アカウントロックの場合、その原因の多くはNGワードである。僕の場合は、他の人の酷い言葉を批判する目的で引用RTしたところ、それがアカウントロックされたりしていた。しかも、すっかりツイートをしたことも忘れた数年前のツイートである。 アカウントロックの場合は原因とされたツイートを削除して、ペナルティとし
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