ドイツとガンダムに関するcinefukのブックマーク (2)
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当連載は、日本在住15年の〝職業はドイツ人〟ことマライ・メントラインさんが、日常のなかで気になる言葉を収集する新感覚日本語エッセイです。 名詞﹁ガンダム﹂ そう、ガンダムは﹁日本語﹂だ。しかも単なる固有名詞ではない。おおまかにいえば1990年以降に成人化した日本人の﹁大きな原体験﹂のひとつであり、絶大な知名度を誇り、私が直接接した日本人︵文化的サンプルとしてそこにいくぶん偏りがあるのは間違いないが︶では、悪く言う人を見たことがない。 そんなこともあって﹁ガンダム﹂という単語自体は、ドイツを含む諸外国でもそこそこ認識されている。かのデザイン巨匠シド・ミードが∀ガンダムをデザインしたとかあるし、お台場の実物大ガンダムは﹁トーキョー観光﹂の名所として有名だし。 だがそのコンテンツとしての文化的価値と意味を、的確かつ端的に外国人に伝えるのは、実はなかなか難しい。単語の知名度とは裏腹に﹁ガンダム 海
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﹁シャア! 謀ったな、シャアっ!﹂ ﹁君はよい友人であったが、君のドイツ語がいけないのだよ﹂ …皆様いかがお過ごしでしょうか? ドイツ的職場と日本的住居の間を毎日高速移動する機動戦士マライです。 ガンダムといえば。 実はむかし、知人の付き合いでアキバの某巨大家電量販店のプラモ売り場に行った際、ガンプラ箱に書かれていた﹁ノイエ・ジール︵Neue Ziel︶﹂という、文法的にも発音的にも超アウトアウトアウト! スリーアウトチェンジ! なニセドイツ語と遭遇してしまったのが、なんと私とガンダムの最初の出会いでした。あまりハッピーとは言いかねるシチュエーションです。 ちなみに、﹁ノイエ・ジール﹂がいかにドイツ語としてヤバいかというのはWikipediaにも明記されているほどなので本稿では繰り返しませんが、これについてオタ系の知人に対し啓蒙を図ってみたところ、以下のような実に興味深い&勇気ある反応をい
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