私たちの視界は基本的に﹁地面が下、空が上﹂ですが、映画などの映像作品では時折﹁斜めに傾いたアングル﹂のシーンが挿入されます。このような﹁カメラを傾けたシーン﹂はどこに起源があるのか、ニュースメディアのVoxがムービーで解説しています。 Why movies tilt the camera like this - YouTube 映画製作者は﹁不安﹂を描写するためにさまざまなトリックを使います。例えばこのような林のシーンの場合…… 不安を催すようなBGMを入れたり、上下の黒帯の幅を増やしたり、雷のサウンドエフェクトを追加したり、色調を寒色寄りにしたり、ほんのわずかにカメラを傾けたりします。このカメラを傾ける技法は、﹁ダッチアングル﹂と呼ばれます。 このようなトリックは同時に複数使うというのが定番ですが、ダッチアングルは単独で使われた場合にも効果を発揮します。例えば﹁ハリー・ポッターと死の秘宝
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