氷の上や砂地、水中を回転して進むヘビ型探査ロボットエンケラドゥスは、いわゆる﹁土星の月﹂の1つです。 土星の周りを回っている62個の衛星のうち2番目であり、直径498kmと﹁地球の周りを回っている月﹂の7分の1ほどのサイズしかありません。 土星第2衛星エンケラドゥス。氷の下には内部海が広がっている / Credit:︵左︶NASA/JPL Photojournal︵Wikipedia︶_Enceladus、︵右︶NASA/JPL-Caltech︵Wikipedia︶_エンケラドゥスこのエンケラドゥスの表面は氷で覆われていますが、その表面のひび割れからは、有機物を含んだ水蒸気や氷が噴出していることが確認されており、分厚い氷の下には海があり、また火山のような熱エネルギーが存在していると考えられています。 そのためエンケラドゥスには生命に必要とされる有機物、熱源、水の3要素が全て揃っており、﹁地
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