医療と増田文学に関するcinefukのブックマーク (2)
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別に映画の﹁ここはどこ!?わたしは誰!?﹂みたいな記憶喪失モノのような派手な展開ではないから期待しないで読んでほしい。 最初、俺が突然、記憶を喪失したのは車の運転中だった。 正確には、俺は車を時速34キロで飛ばしていた。その時のメーターが今も目に焼き付いている。 俺は盛大にビビった。だが別に大事故を起こすようなことはせずに、近くにあった吉野家の駐車場に駐車した。 そこで自分の状況を理解しようと試みた。今この状況の自分が理解できない、何をしようとしていたかが理解できない。だから身近な自分の情報から思い出してみることにした。 自分の名前、覚えてる。 年齢、32歳。 職業はSE。 妻の名前は○○。 国立落ちで2浪して中央大に入り、中退した落ちこぼれ。 全部覚えている。 だけどなぜ、さっき、俺が運転していたのかは全く思い出せなかった。 最後の記憶を思い出そうとしてもそこにある感じはあるのに、思い出
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東京在住の30代男だがアルコール依存の治療開始から六ヶ月が経過し、一定の回復をしたのでその過程を記録してみたい。 数字で示すと治療開始時から約六ヶ月で γ-GTP 589→69 AST 84→31 ALT 106→68 TG 1015→178 まで回復した。 数字で言われても大多数の人はさっぱりわからないだろうから単純化すると入院レベルの人間がとりあえず正常な体になったと思ってもらえればいい。 さて多くの文章がそうであるように、大抵の人は最後まで読まないだろうから最初に自分なりのこの文章の結論を書いておくと ﹁アルコール依存から抜け出したいのなら自分の抱えた問題︵アルコールに限らない︶を率直に話す事ができる相性が良く優秀な精神科医を見つけ、よく話し合いながら治療を進めるといい。ただそれがあなたの人生を良くするかはわからない﹂という身も蓋もないものになる。できることなら﹁まだアルコールで消耗
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