4月23日に投開票が行われた統一地方選の後半戦では、各地で奇抜な通称名を使用した候補者たちが選挙戦に挑んだ。ユーチューバーや人工知能︵AI︶など多彩な顔ぶれが、﹁キラキラネーム﹂と呼びたくなるようなユニークな名前を掲げて浸透を図ったが、明暗が分かれる結果となった。 スーパークレイジー君氏﹁故郷に錦﹂宮崎市議選︵定数40︶では、諸派新人のスーパークレイジー君氏が初当選。61人が出馬し混戦を繰り広げる中、子育て施策拡充を訴えて支持を集め、トップに次ぐ2番目の得票をあげた。 金髪がトレードマークのスーパークレイジー君氏は宮崎市出身。20代で上京し、クラブ従業員や介護職員を経験した。10代のころは少年院に入っていた時期もあるという。24日未明に自身のツイッターを更新し、﹁当選しました! 本当にありがとうございます!﹂と感謝を伝えるとともに﹁故郷に錦を飾る!﹂と喜びを爆発させた。