︽現場で1つの演目のストーリーと出演者を固めた後、組織委や都の有力な関係者やJOC︵日本オリンピック委員会︶サイドから、唐突に有名人などの出演依頼が下りてくる。部内では有力者ごとに﹁○○案件﹂とささやかれた。︾︵東京新聞・同︶ つまりエライ人達から﹁○○を開会式に使え﹂という現場介入が多かったという。すいません、やっぱり﹁五輪の闇﹂でした。政治利用の祭典でした。 小池百合子の“口利き”演出 この件に関しては﹁週刊文春﹂が4月8日号で﹃森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト”﹄として既にすっぱ抜いていた。 たとえば小池百合子都知事が﹁火消しと木遣りを演出に入れて。絶対よ﹂と組織委側に要望を伝えていたという。 火消し団体の総元締めである﹃江戸消防記念会﹄はもともと自民系の団体だったが、2016年の都知事選で江戸消防会の一支部が小池を支援した。小池氏からすればこのときの﹁恩返し﹂であると。これが
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