行政と東日本大震災に関するcinefukのブックマーク (4)
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東日本大震災から丸9年の3月11日。被災地が鎮魂の祈りに満ちている日、国会の中は怒号が飛び交っていた。混乱の原因は、森まさこ法相︵いわき市出身、福島県選出参議院議員︶だ。 発端は2020年3月9日の参議院予算委員会。検察官の勤務延長が必要になった理由を質した小西ひろゆき議員に対して、森法相は問いの答えになっていない、トンでも発言をいきなりブッ飛ばしてきたのだ。 ﹁東日本大震災の時に検察官は、福島県いわき市から、国民が、市民が、避難していないなかで、最初に逃げたわけです。そのときに身柄拘束している十数人の方を、理由なく釈放して逃げたわけです﹂ 続く3月11日の衆議院法務委員会では、山尾志桜里議員が、9日の発言の真意と事実関係を質問したのに対して、﹁検察官が逃げた﹂と答えた内容は﹁事実です﹂と断言。山尾議員は﹁ちょっと待ってくださいね。これが事実だという認識だと法務大臣として本当におっしゃった
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宮城県白石市に作画スタジオがあるアニメ制作会社﹁旭プロダクション﹂︵東京都練馬区︶が、東日本大震災の緊急雇用創出事業を利用して雇った従業員を別会社に派遣し、アニメ制作とは無関係の農作業に従事させていたことが1日、分かった。事業を委託した宮城県と白石市は、同社が人件費の一部を不正受給した疑いがあるとみて調査している。 県によると、旭プロは2012年11月~今年3月、県が発注した﹁アニメむすび丸﹂の制作などを計約8610万円で受注。県内在住の男女39人をアニメ制作名目で雇った。 ところが、同社は少なくとも10人を10日間、宮城県蔵王町の農業生産法人﹁GFC﹂に派遣し、アニメ制作とは無関係の農作物の収穫に当たらせた。GFCの男性社長は旭プロの役員を兼務しており、GFCは旭プロの事実上の子会社とみられる。 白石市も旭プロに国の緊急雇用創出事業を活用したアニメやフリーペーパー制作などの事業を委
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岩手県陸前高田市で今月6日に復元された﹁奇跡の一本松﹂のレプリカの枝葉が傾いていたことが分かり、市は枝葉を取り外して作業をやり直すことにしています。 津波に流されずに残った陸前高田市の﹁奇跡の一本松﹂は今月6日にモニュメントとして復元され、特殊な樹脂で作った枝葉のレプリカが幹に取り付けられています。ところが8日、市と業者が切断前の写真と比較したところ、枝葉が大きく傾いていて、幹に差し込む接続部分が曲がったまま固定されていたことが分かりました。 このため市は枝葉を取り外し、作業をやり直すことにしていますが、新しく枝葉を作って付け替えなければならず、完成までには時間がかかる見通しで、市は今月22日に予定していた一本松の完成記念式典を延期しました。 陸前高田市都市計画課の山田壮史課長は﹁一本松を予定どおりに復元できず、本当に残念です。1日も早く再生させたいです﹂と話していました。
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