AVアンプメーカー各社から「Dolby Atmos」対応機の発表や開発表明が相次いでいる。久しぶりに登場した新しいサラウンドフォーマットとあってか各製品とも気合いが入っているが、映画館でも普及し始めたばかりの“次世代サラウンドフォーマット”は、果たして一般家庭でどこまで実力を発揮できるのだろうか。対応AVアンプ「SC-LX58」を発表したパイオニアに聞いた。 パイオニアのAVアンプ「SC-LX58」。9月発売予定で、Dolby Atmosにはファームウェアアップデートで対応する。価格は17万8000円 「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)の特徴は、高さ方向を含む立体的な音響空間だ。こう書くと従来のサラウンドフォーマットやDSP処理とあまり変わらないように感じるかもしれないが、今回はオーバーヘッドスピーカー(あるいはトップスピーカー)と呼ばれる“天井スピーカー”を物理的に配置する点
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