高速道路は公共財? 民主党はマニフェストの中で、都市部を除く高速道路の無料化を主張しています。例によって無責任な野党による、財源の裏付けのない単なるバラマキと思う人も多いのですが、他の政策は別にして、高速道路の無料化は、ただのバラマキとは違った意味合いを持っています。 防衛のように、対価を支払う支払わないに関係なく、誰もが同様な便益を得られるものを公共財と言います。公共財は自分が対価を負担しなくても提供されますが、皆が利己的に負担をしようとしなくなってしまうと、維持することができなくなってしまい、全体の利益が損なわれてしまいます。 そこで、公共財の提供には税金などの形で強制的に皆から費用を徴収することが必要になります。道路は公共財の中で、防衛と並んでもっとも一般的な例とされています。皆が道路の建設費を負担しない、あるいは自分の使う道路しか対価を支払わないと言い出すと、道路はつながらず、役に
ずいぶん前に「ギャンブルの心理学:攻略法と必勝法」というエントリーで、どうして「パチンコや競馬には必勝法がある」と思い込まされている人たちがなぜこれほどたくさんいるのかについての考察を書いたが、今回は本当の必勝法の話。それも実際にそれをビジネスにしている会社でしばらく働いていたMBAのクラスメートから聞いた話なので、かなり信頼できる。 ビジネスモデルは至ってシンプル。「カジノが提供するJackpot付きのスロットマシンでの$1の投資に対する期待値が$1以上になったところで人を送り込んでマシンを占領し、Jackpotが出るまでスロットマシンをまわし続けること」である。 「Jackpot付きのスロットマシン」とは、数台〜十数台のスロットマシンをつなぎ、それぞれのマシンからの売り上げの3〜5%をJackpotに貯めておき、最初にJackpot(特定の数字の組み合わせ)を出したスロットマシンにその
傲慢SE日記さんの「ドキュメントは必要?」という記事を見て、私も思うところを書いてみたいと思います。 本当はコメントに書こうと思ったのですが、長くなりそうなので記事にしてみました。 私が以前いた職場ではウォーターフォールで仕事をしていたのですが、たしかに設計者に書かれたドキュメントには抜けや間違いが多く、結局はドキュメンとソースが乖離したものになってしまいます。 ですので私も、傲慢SEさんのように「どうせドキュメントには不備があってソースが正しいのだから、ドキュメントはいらないのではないか」と考えていました。 ですが、初めてプロマネと設計を担当(人数が少ないのでプロマネと設計を兼務しました)し、私のこうした考えを一変させる経験をしました。 そのプロジェクトのメンバは6人で、殆どのメンバがスキルに自信を持ち、殆どのメンバがドキュメントの作成を苦手としていました。 そこで私はメンバと話し合い、
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