1964年、広島県生まれ。青山学院大学卒。少女小説家"津原やすみ"としての活動を経て、97年に現名義﹃妖都﹄を発表。幻想小説家として本格的に活動を始める。2006年に刊行された﹃ブラバン﹄はベストセラーに。また09年﹃バレエ・メカニック﹄、11年﹃11 eleven﹄︵第2回Twitter文学賞国内部門1位︶は、各種ランキングを席巻した。14年に短篇﹁五色の舟﹂︵﹃11eleven﹄収録︶が﹁SFマガジン﹂の"オールタイム・ベストSF" 国内短篇部門1位に選出。同作は近藤ようこ氏により漫画化され、同年、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞する。︿ルピナス探偵団﹀︿幽明志怪﹀シリーズほか、﹃少年トレチア﹄﹃綺譚集﹄﹃ブラバン﹄﹃ヒッキーヒッキーシェイク﹄﹃歌うエスカルゴ﹄など著作多数。