![東急赤坂ビル解体 跡地に新施設](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dbf6e6d52ffd5e468c23bc978b7fd17161ba2ede/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fipw%2Flist%2F1551%2F441%2Ftokyu_01.jpg)
東急は地下鉄副都心線や南北線、三田線などへ直通し、都心アクセスを実現しています。その実現までは紆余曲折があり、最初は「東急が自前の都心路線を持つ」野望を持っていたのです。 東急の「都心直結」野望を阻むものは 東京メトロ副都心線と東急東横線の相互直通運転開始から2023年で10周年となります。副都心線と入れ替えに直通運転を中止した日比谷線、2000(平成12)年9月に目黒線と直通運転を開始した南北線、都営三田線をあわせれば、東急は実に4路線に乗り入れていたことになります。 地下鉄に乗り入れることで都心への直通を実現した東急ですが、その実現にはまさに“茨の道”とも言うべき紆余曲折がありました。 東急東横線を走っていた1000系電車(大藤碩哉撮影)。 東京の私鉄は、地図を見れば分かるように、ほとんどが山手線の駅をターミナルとして、その先は地下鉄に乗り入れることで都心乗り入れを果たしています。 こ
東京メトロ丸ノ内線を銀座線の列車が走行--そうした機会は意外と少なくありません。よく行われるのは車庫への回送ですが、それだけではないようです。 銀座線の列車が丸ノ内線「荻窪方面」へ 2022年6月のある日、東京メトロ丸ノ内線の東高円寺駅で列車を待っていると、銀座線の黄色い列車が荻窪方面へ走っていきました。 拡大画像 丸ノ内線の東高円寺駅を通過する銀座線1000系電車(乗りものニュース編集部撮影)。 ……え、荻窪方面? なぜでしょうか。 赤坂見附駅付近の連絡線を通じて、銀座線の列車が丸ノ内線へ入ってくることは比較的知られています。主には、中野坂上~方南町間の支線上にある中野車両基地(中野富士見町駅近く)でメンテナンスを受けるためです。 しかし今回、銀座線の列車が走っていたのは東高円寺ですから、車両基地のある支線上ではありません。 理由を東京メトロに聞いてみると、「試運転」との答えが返ってきま
東急田園都市線は渋谷駅から東京メトロ半蔵門線に乗り入れていますが、かつては別のルートから都心アクセスが計画されていました。もしかすると、「大きな丸ノ内線」のような線形になっていたかもしれません。 「半蔵門線乗り入れ」が決まるまでの道のり 渋谷と中央林間をむすぶ東急田園都市線は、東京メトロ半蔵門線に乗り入れて東武線方面にも足を延ばす、広大な鉄道ネットワークの一部となっています。このネットワークの原点となったのは1977(昭和52)年、渋谷~二子玉川間の地下新線「新玉川線」の開業でした。 東急田園都市線の8500系電車(恵 知仁撮影)。 それまで渋谷~二子玉川は「東急玉川線」という路線で、路面電車がトコトコと東京の街を走っていました。いっぽう田園都市線は二子玉川を起点に長津田方面へ伸びる路線でしたが、大井町線とはほぼ一本の路線のような扱いでつながっており、そもそも1966(昭和41)年から19
東京メトロは7月14日より、東京メトロmy!アプリにおいて銀座線、丸ノ内線の「号車ごとのリアルタイム混雑状況」の配信を開始した。 同社ではユーザーのパーソナライズドな利用の実現に向け、銀座線/丸ノ内線において列車混雑計測システムの整備が完了したことから、両線で新たに全駅間のリアルタイム混雑状況を東京メトロmy!アプリにて配信する。 アプリ画面では、列車走行位置画面の列車アイコンをタップすることで、デプスカメラ設置駅でリアルタイムに実測した混雑状況と、その値を用いて予測した対象列車のその後の混雑予測情報を号車ごとに確認することが可能になる。 利用料は無料。対応OSはiOS 12.0以降、Android OS 6.0以降。なお、すでに東京メトロmy!アプリを利用しているユーザーは7月14日以降にアップデートをすることで利用可能となる。 今後は、銀座線・丸ノ内線以外の路線においても2021年度内
雰囲気はケーブルカーに似ている…? バリアフリー利用が便利に 拡大画像 赤坂見附駅・永田町駅の連絡通路に設置される斜行エレベーター(画像:東京メトロ)。 東京メトロは2021年7月9日(金)、銀座線・丸ノ内線の赤坂見附駅と有楽町線・半蔵門線・南北線の永田町駅を結ぶ連絡通路で、10日(土)から「斜行エレベーター」の運用を開始すると発表しました。 斜行エレベーターは、通常のエレベーターとは異なり、垂直ではなく斜め方向に昇降するものです。首都圏の鉄道事業者では初の採用事例といい、導入後はこれまで本通路上のバリアフリー設備として使用していた階段昇降機が不要となります。 東京メトロによると、斜行エレベーターの設置に際しては既存空間を活用したため、掘削工事を行うことなく整備が可能となったとのことです。 ちなみに斜行エレベーターは、山梨県上野原市の「コモアしおつ」や兵庫県尼崎市の「つかしん」をはじめ、傾
アンケートで、関東/関東外に住む人双方から「よく利用する」「便利そう」の意見が最も多く集まった東京メトロ銀座線。その理由はどこにあるのでしょうか。路線の特徴や歴史から探ってみます。 「東洋初の地下鉄」の知名度 「乗りものニュース」では2021年4月23日(金)から4月26日(月)にかけて、東京の地下鉄で利用したことがある路線に関するアンケートを実施。907人から回答が集まりました。 そのうちの「東京の地下鉄路線のうち、よく利用する路線はどれですか」に対する質問で、関東地方に住む人、関東地方以外に住む人の双方から最多だった回答が、「東京メトロ銀座線」(43.9%)でした。2位の「東京メトロ丸ノ内線」(37.5%)を引き離したうえ、「東京の地下鉄路線のうち、便利そうだと思う路線はどれですか」に対する質問でもトップ(41.3%:2位の丸ノ内線は33.2%)となりました。銀座線が人気の理由はどこに
東京駅にはJRの各線が集まっているものの、地下鉄で駅があるのは丸ノ内線だけ。しかし実は、地下鉄の別の駅から歩けたり、乗り換えがもっとラクになったりするルートもあります。 「丸ノ内線の東京駅」へ行く必要はあるのか 東京駅にはJRの各線が集まっているものの、地下鉄で東京駅があるのは、東京メトロ丸ノ内線だけです。そのため、他の地下鉄から東京駅へ向かう場合、スマートフォンの乗換案内などでは丸ノ内線東京駅へ乗り継ぐルートが提示されることがあります。 都営地下鉄から東京メトロへ、あるいはJR線へ乗り換えるルートが便利なこともありますが、事業者をまたぐため運賃が高くなりがち。また、複雑な「ダンジョン駅」での乗り換えも避けたいところです。 東京駅。地下鉄の東京駅があるのは、丸ノ内線だけ(画像:写真AC)。 今回は東京の地下鉄13路線について、東京駅へ向かうルートを検証してみました。まずは丸ノ内線含め、東京
渋谷駅の銀座線ホーム移設工事がいよいよ行われる。移設後の渋谷駅の効率的な乗り換え方法をお伝えする (c)朝日新聞社 年末年始の6日間をかけて、東京メトロ銀座線渋谷駅の移設工事が行われる。今の渋谷駅はJRから銀座線への乗り換えは一苦労だが、新しい駅は、本当に乗り換えが便利になるのだろうか?(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) ●年末年始の6日間は銀座線で渋谷に行けない! 東京メトロは12月27日深夜から1月3日未明にかけて、銀座線渋谷駅ホームの移設工事を実施する。1月3日の始発から、明治通りの直上、渋谷スクランブルスクエアと渋谷ヒカリエの間に設置される新ホームで営業を開始する予定だ。 工事に伴い銀座線は、12月28日始発から1月2日の終電まで、表参道~渋谷駅間、溜池山王~青山一丁目駅間で運休。浅草~溜池山王駅間と、青山一丁目~表参道駅間の折り返し運転を実施する。つまり年末年始の6日間、銀座線で
関東西郊と東京都心を直結する東急田園都市線。渋谷駅で接続している東京メトロ半蔵門線と相互直通運転を行っていますが、工事が始まったころは銀座線に乗り入れる計画でした。なぜ乗り入れ先が変わったのでしょうか。 日本最古の地下鉄と「新しい玉川線」を接続 東急電鉄の田園都市線は、渋谷駅から中央林間駅(神奈川県大和市)までの31.5kmを結ぶ鉄道路線です。起点の渋谷駅では東京メトロ半蔵門線と接続して相互直通運転を実施。東京都心と郊外のニュータウン「多摩田園都市」などを直結しています。 東急田園都市線の地下区間。かつては「新玉川線」を名乗っていた(2011年3月、草町義和撮影)。 その便利さゆえに利用者も多く、2017年度の混雑率は185%(朝7時50分~8時50分、池尻大橋→渋谷間)。東京の主要路線のなかでは8番目に混雑率が高い通勤路線です。ちなみに、国土交通省が公表している混雑率の目安によると、18
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く