菌類に関するdeadwoodmanのブックマーク (4)
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オランダの新興企業・ループ社により、地中に生育する菌糸体を使った棺﹁リビング・コクーン︵英: Living Cocoon︶﹂が発表されました。 この棺は、遺体の分解プロセスを早め、土壌の有害物質を取り除き、新しい植物の成長を助けるはたらきをします。 木や金属を使った従来の棺桶では、遺体が分解するまでに10年以上かかりますが、リビング・コクーンでは2〜3年で完全に分解するとのこと。 開発者のボブ・ヘンドリクス氏は﹁現代の装飾的な埋葬が忘れてしまった、�”人を自然に帰す”という基本に立ち帰る目的のもとに開発を進めました﹂と話します。
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自動車のタイヤを分解し、天然ゴムを効率よく取り出すのに利用できる可能性があるキノコを公立鳥取環境大の研究チームが見つけた。リサイクルが進んでいない古タイヤの再資源化に役立つと期待される。 タイヤは主原料である天然ゴムの分子を硫黄で結合させ、伸縮性を持たせている。タイヤを分解するバクテリアは見つかっているが、天然ゴムも傷めてしまうため、再資源化するには硫黄の結合だけを分解する技術が求められていた。 研究チームは鳥取県内のキノコを調査。枯れ木などに生えるシハイタケとシロカイメンタケから、硫黄の結合を選択的に分解する能力を持つものを見つけた。 古タイヤは焼却したり、そのまま再利用したりすることが多く、天然ゴムとして再資源化されることはほとんどないという。世界で自動車の需要増加が見込まれる中、廃棄による環境への影響が懸念されている。 研究チームは同様の働きを持つ菌を海外でも見つけていたが、今回のキ
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奈良県森林技術センターと森林総合研究所は27日、マツタケと近縁種のバカマツタケの人工栽培に初めて成功したと発表した。バカマツタケは、マツタケと見た目や食味、香りが似たきのこ。菌糸を培養して苗木と一緒に植え、広葉樹の多い林で発生させる。採集より安定生産が見込め、良食味を生かした有利販売ができるとして、奈良県内のきのこ農家に技術の普及を進める。 バカマツタケは全国の広葉樹林に発生し、やや小ぶりでマツタケ程度の大きさに育つ。戦後に発見されたため知名度は低いが、食用にする。マツタケ同様、菌床栽培や人工栽培ができなかった。 開発した栽培法は培地で2カ月間、菌を培養。菌糸を砕いて土壌資材と混ぜ、苗木の根に密着させて林内に植える。苗木や林の樹種はミズナラ、コナラ、クヌギ、ウバメガシなどブナ科の広葉樹が適する。 奈良県内で2016年11月に約10本植え、菌糸などの塊﹁シロ﹂を3本で確認。17年10月にきの
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変形菌、それは粘菌のことだ。粘菌、それは南方熊楠が愛し、昭和天皇が新種をいくつも発見され、2度もイグ・ノーベル賞に貢献した生物だ。﹁梅雨時のじめっとした林、あるいは真夏の暑い公園で、粘り気があって色あざやかなアメーバ状のものが倒木や切り株に広がっている﹂、そのアメーバ状のものこそ、そいつだ。植物でも動物でもキノコでもない単細胞生物。なのに、色も形も、多様で興味が尽きないのだ。 さっそく、この写真から始めよう。 この写真に出会って驚いた。 ちなみに、胞子とは、無性生殖のために植物が持つ生殖細胞のことだ。人間の目には見えていないだけで、ここまで躍動するものなのだ。 写真は﹃生命の森 明治神宮﹄︵伊藤弥寿彦著、佐藤岳彦写真︶という本で見たもの。 明治神宮が創建から100年経ち、大きな自然調査を行なった際の一枚だ。そもそも明治神宮は、明治天皇が崩御された際に追慕する人の請願運動によって政府が神宮建
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