写真家に関するdemcoeのブックマーク (2)
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現在最も注目される日本人フォトグラファー 写真という文化に於いて、オールドスクールな銀塩写真という概念は、あらゆるものがデジタル化する現代社会の中で、10年ほど前までは失われつつあるものとして捉えられてきた。しかし、プリント雑誌のオーセンティックさと同様に、19世紀、あるいは16世紀から続く長い写真の歴史の中で人々の内側に育まれてきた、﹁時を切りとり記録する﹂という行為には、作者の感情や意図というエモーショナルな要素が含まれている。そしてその切り取った瞬間の感情的、情緒的、あるいは個人的で詩的な魅力を最大限に第三者に訴えかけられるのは、不思議とデジタルではなくフィルムで撮影された写真であるのが常ではないだろうか。 世界的に速さと利便性が重視されている世の中だが、ファッションや芸術といった、生活や心にに豊かさとゆとりをもたらす分野のクリエイティブに於いて求められるのは、見る者の想像力に訴えか
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スウェーデンのメーカー、ハッセルブラッドのカメラを2台、むき出しのまま肩から交差するようにかけ、ビッグスクーターで沖縄の街を走る。それが写真家・石川竜一︵31︶の普段の姿だ。撮りたいと思う人と遭遇したら迷わず声をかける。ポートレートを撮り始めたのは2010年。3000人を超える﹁沖縄の肖像﹂を撮った。頭で考える前にシャッターを押した。﹁撮って撮って、自分は消えてしまえばいいと思ってた﹂。ところが、無数の被写体と向き合ううちに、よそよそしかった世界はその姿を変えていく——。 ﹃okinawan portrait 2010-2012﹄﹃絶景のポリフォニー﹄で写真界の芥川賞と言われる木村伊兵衛写真賞を受賞した若手写真家が、写真を撮ることで探し続けているものとは。 ︵ノンフィクションライター・藤井誠二/Yahoo!ニュース編集部︶ 写真集﹃okinawan portraits 2010-2012﹄
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