![A級取得・中村憲剛に聞く指導者ライセンス講習の“本当の価値”…本田圭佑の問題提起で議論も「トレーニングの質が明らかに変わっていく」(中村憲剛+戸塚啓)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bc9cf7d227a3a04ac2a7c792bbeedbb79d1a2c4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2Fa%2F-%2Fimg_0a19857506f727c6ede301a626bd2b64197904.jpg)
ドイツ戦に続きスペイン戦でも劇的な逆転勝利をあげ、サッカー日本代表が2大会連続で決勝トーナメントに進出した。ベスト16で対戦するクロアチアは、前回大会で準優勝を果たした東欧の強豪だ。 ルカ・モドリッチをはじめ、確かなクオリティと経験を兼ね備えた相手に、日本はいかに立ち向かうべきなのか。元日本代表MFの中村憲剛氏が、クロアチアとの戦いを展望する。(全2回の2回目/前編へ) ◆◆◆ 川崎フロンターレ勢の活躍と同様に馴染み深いのが、森保一監督の5-4-1(3-4-2-1)です。サンフレッチェ広島を指揮していた当時のシステムで、現役時代に対戦相手として何回も戦った僕にとっては既視感を覚えるものです。 守備時は5-4-1で自陣にブロックを作り、密度を濃くして中を締め、プレッシャーが届かないところ、つまり相手のどこを捨てるのかもはっきりしていた。プレスの肝になる1トップの守り方も、しっかりと落とし込ま
大苦戦の前半「狙い通りに奪えたシーンは…」 システムを4-2-3-1へ戻した9月の戦いで、日本は3ラインをコンパクトにしたハイプレスをコンセプトの柱に据え、チームの共通理解を図ってきました。ところが、その3ラインのコンパクトさが、前半開始から時間を経たずして保てなくなっていきました。守備の局面では1トップの前田大然とトップ下の鎌田大地がツートップ気味に横並びになり、相手CBに制限をかけるのですが、彼らが出ていっても後方が連動できる回数が減っていきました。 鎌田と前田が前からプレスを仕掛けるなら、中盤から最終ラインも同じように押し上げないと、とくにダブルボランチの遠藤航と田中碧の周りのスペースが空いてしまいます。9月23日のアメリカ戦では前からのプレスに合わせて中盤と最終ラインが連動し、3ラインをコンパクトにすることで、とくに中盤でボールを奪いショートカウンターで得点を狙う形を多く作れてきた
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