メタプラットフォームズ︵旧フェイスブック︶の株価が暴落しています。年初来の下落率は70%を超えます。以下は2012年の上場以来のメタの株価チャートです。 ︵グーグルファイナンスより︶ コロナ禍でのハイテクバブルの最中では、1兆ドルクラブへの加入も時間の問題と思われていましたが、今や時価総額は2千億ドル台にまで落ち込んでいます。 メタの株価が下落しているのは業績が悪化しているからですが、その原因は大きく3つ上げられます。 ①TikTokなど競合アプリの台頭 ②アップルのターゲティング広告規制 ③メタバースへの投資 先日メタは2022年度第3四半期決算を開示しましたが、メタバース部門は5000億円近い赤字を垂れ流していることがわかりました。これを投資家が嫌気して株が売られたことは想像に難くありません。 ①、②があるからこそ広告依存ではまずいという経営判断が働き、新規事業投資としての③があると思