![あの朝倉未来が泣いた…YA-MANの“衝撃KO勝利”は必然だったのか? 公開練習で記者が目にした“意気込みの差”「油断と重荷があった」(布施鋼治)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/778cf647fe7182080f980ce32ab36283845b6438/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2F9%2F-%2Fimg_69e1672f03587e2c622055882eb7a35c307096.jpg)
2023年6月、パーキンソン病を患っていることを明かしたヒクソン・グレイシー。無敗のままキャリアを終えた“伝説の格闘家”は、負けられない戦いや過酷な運命とどのように向き合ってきたのか。30年来の親交があるフォトグラファーの長尾迪氏が、過去に撮影した写真とともに、ヒクソンの知られざる素顔をつづった。(全2回の2回目/前編へ) 「お前は撮り続けないといけないんだ」 2014年12月22日、私はヒクソンから「ナガオ、話がある」と声をかけられた。それは息子のクロン・グレイシーのMMAデビュー戦の前日だった。彼は真正面から私の目を見ながら、こう話し始めた。 「残念ながら、私はプロの試合からは引退してしまった。明日からはクロンの時代になる。私を撮影したようにクロンを撮影してほしい。だが、彼がトップに立つまでには少なくとも数年はかかる。だからずっとリングサイドで撮影を続けてほしい」
振り返ってみれば、朝倉の主戦場であるRIZINフェザー級のベルトを巡るドラマは、ここ2カ月でいきなり大きなクライマックスを迎えたかのようにスピード感を増していた。ことの発端は6月24日に札幌で行われた『RIZIN.43』だ。当時王者だったクレベル・コイケは“MMAとキックの二刀流ファイター”鈴木千裕を挑戦者に迎えRIZINフェザー級王座の初防衛戦に臨む予定だったが、計量に失敗し、その場で王座を剥奪されてしまったのだ。 空位の王座を巡って、どんな試合が組まれるのか。一部のファンの間では「朝倉やクレベルが絡むトーナメントの開催」を期待する向きもあったが、RIZINサイドは『超RIZIN.2』で組まれていた朝倉未来vs.ケラモフを王座決定戦にするとアナウンスした。
スーパーバンタム級最強と目されたフルトンに8回TKOで勝利をおさめた井上尚弥。衝撃の完勝劇の裏にはどんな駆け引きがあったのか? 井上尚弥vs.フルトンの”勝負を分けたポイント”を元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士氏が2回にわたって徹底解説! 第1回は、試合の趨勢を決めた序盤の攻防についてーー。<全2回の#1/#2へ> 井上尚弥の何が凄かったのか… 「相手が強くなきゃ実力以上のもんは出ない」 永遠のバスケット漫画「スラムダンク」で桜木花道の試合を見守る親友・水戸洋平が語った言葉がふと思い出された。元WBA世界スーパーフライ級王者、飯田覚士氏の「解説」を聞き終わった後のことだ。 確かに井上尚弥は強かった。そしてまたわざわざ敵地まで乗り込んだスーパーバンタム級2団体世界王者スティーブン・フルトンもさすがだった。
スーパーバンタム級最強と目されたフルトンに8回TKOで勝利をおさめた井上尚弥。衝撃の完勝劇の裏にはどんな駆け引きがあったのか? 井上尚弥vs.フルトンの”勝負を分けたポイント”を元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士氏が2回にわたって徹底解説! 第2回は、フルトンの”奇策”を超えた井上の対応力について――。<全2回の#2/#1へ> フルトンが井上に対して取った”奇策” 井上尚弥が井上尚弥なら、フルトンもまたフルトン。 挑戦者の“誘い水作戦”に唸った一方で、スーパーバンタム級の猛者に競り勝ってきた2団体世界王者が取ってきた“奇策”も世界のボクシングを長年見てきた飯田覚士を驚かせていた。 「フルトン選手がどうしたかっていうと、これまでの試合と比べて足のスタンスを明らかに広げてきた。その前足で尚弥選手の踏み込みを邪魔して、懐の深さをつくっていたんです。だから同じオーソドックス(右構え)なのに
格闘技 その他 那須川天心vs.武尊はなぜ歴史的な名勝負になったのか? 格闘技アンケート1~3位を分析「桜庭ホイス戦のような試合はもう生まれない」
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