――ドイツ戦では後半から3バックに変更し、その後、3バックは主戦システムになっていきました。森保さんは「3バックはいつでもできる」とおっしゃっていましたが、この4年半でスタートから3バックで戦ったのは、19年の6月の……。 森保一(以下、森保/敬称略) トリニダード・トバゴ戦とエルサルバドル戦、あと20年11月のパナマ戦ですよね。 ――当時、それほど機能したようには見えませんでした。あとは20年10月のカメルーン戦で後半からやったり、9月シリーズやW杯直前のカナダ戦で試合終盤にやっただけ。だから、オプションにはなり得ても、主戦システムになるとは思えませんでした。それなのに、W杯では3-2-5のような形で前からプレスをかけたり、後ろからビルドアップしたり。あるいは、状況に応じて5-4-1にしてブロックを組んだり。なぜ、機能したのでしょうか。 森保 それはいい選手がいたからだと思います(笑)。
![“3バック+三笘薫&伊東純也の両ワイド起用”は「隠してきたわけではない」 森保監督が明かすW杯の大胆采配が大国撃破に必要だった理由(飯尾篤史)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b11db3cfd0660e8ce8b94c4186a44b5b539cd96d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2Fb%2F-%2Fimg_4bc125899b0f2b54bd0bf6b6940a1611194264.jpg)