2019年、親ロシア派からのマリウポリ解放5周年の式典で行進するアゾフ大隊の兵士/Evgeniya Maksymova/AFP via Getty Images ︵CNN︶ ロシアのプーチン大統領は今回のウクライナ侵攻を﹁ネオナチ﹂の手からロシア語話者を守る﹁特別作戦﹂と位置づけた。 プーチン氏は2月24日の侵攻開始直前に行った演説で、ウクライナの﹁非軍事化と非ナチス化を目指す﹂と表明。これはウクライナのゼレンスキー大統領がユダヤ人であることを無視した発言だった。 ロシア大統領府にとって特別作戦の﹁最重要証拠﹂となるのが極右の﹁アゾフ運動﹂だ。同運動はここ10年近くウクライナの軍事、政治情勢の一部になっている。 アゾフの軍事部門と政治部門は2016年、極右﹁国民軍団党﹂の設立に伴い正式に分離した。この時には既にアゾフ大隊はウクライナ国家親衛隊に統合されていた。 効果的な戦闘部隊として現在の
![極右「アゾフ大隊」、ウクライナの抵抗で存在感 ネオナチの過去がロシアの攻撃材料に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ffa28b6ed69028e84215ecd06c3b81dffd81f5b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2022%2F04%2F01%2Fdca689e5a7a235e880d2385e1b551ab7%2Fazov-regiment-01-super-169.jpeg)