ふ:訃報とひ:表現の自由に関するdimitrygorodokのブックマーク (2)
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憲法研究者で東大名誉教授の奥平康弘︵おくだいら・やすひろ︶さんが26日、急性心筋梗塞︵こうそく︶のため東京都内の自宅で死去した。85歳だった。遺族によると、葬儀は近親者で行われた。 1929年、北海道函館市生まれ。東大社会科学研究所教授などを歴任し、﹁﹃表現の自由﹄を求めて﹂︵岩波書店、99年︶、﹁憲法の想像力﹂︵日本評論社、03年︶などの著書がある。70年代はじめに、情報公開法のモデルとなった米国の情報自由法を日本で紹介。﹁知る権利﹂が基礎にあると指摘した。表現の自由はなぜ手厚く保障されなくてはならないのかという問題を追究し、理論的な基盤を築いた。 憲法研究者の立場から04年にできた﹁九条の会﹂の呼びかけ人に加わった。﹁憲法はつねに未完であり、世代を超えていきいきとした社会をつくるために憲法は必要なのだ﹂と発言し、改憲の動きに警鐘を鳴らし続けた。同会は近く﹁お別れの会﹂を開く。
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表現の自由の研究者として知られ、憲法9条についても積極的に発言してきた、東京大学名誉教授の奥平康弘さんが、今月26日、東京都内の自宅で亡くなりました。85歳でした。 奥平さんは、昭和4年、北海道函館市に生まれ、東京大学卒業後、東京大学や国際基督教大学の教授を長く務め、この間、表現の自由などについて研究してきました。 また、憲法9条についても積極的に発言し、平成16年には、ノーベル賞作家の大江健三郎さんらとともに憲法9条を守ろうと呼びかけ、﹁九条の会﹂を発足させました。 去年7月、政府が閣議決定した、集団的自衛権の行使容認に反対する立場から、﹁九条の会﹂のメンバーや、ほかの憲法学者らとともに、集会や記者会見などの場で発言を繰り返してきました。 奥平さんは、亡くなる前日にも、都内の集会に参加していたということですが、今月26日未明、急性心筋梗塞のため、都内の自宅で亡くなったということです。
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