地震大国日本。プレートが活動期となり、30年以内に関東大震災や南海トラフ地震のような大規模地震が7割の確率で起こるといわれている。さらには世界的な気候変動によって、これまでになかったような大規模な水害も頻発するようになってきた。 今後、僕たちが無事に生き抜いていくには、災害への心構えや準備が欠かせない。とはいえ、いつ起こるかわからない災害のことなんて考えたくないというのが、ほとんどの人たちの本心ではないか。 今回、紹介する寒川一さんはアウトドアライフアドバイザー。自然の中から飲める水と燃える木々を探すスタディトレッキングを開催したり、すぐに使えるノウハウをイラスト入りで紹介している『キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術』(学研プラス)を監修したり、アウトドアの技術を使った楽しい防災を提案している。 そもそも彼はなぜ、災害とアウトドアを結びつけて考えるようになったのか。防災術の極意だ
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