安倍晋三元首相の後援会が﹁桜を見る会﹂前日に主催した夕食会で、サントリーホールディングスが2017〜19年、計400本近い酒類を無償で提供していたことが分かった。政治資金規正法は企業の政治家個人への寄付を禁じており、﹁違法な企業献金に当たる可能性がある﹂との指摘が出ている。 本紙に開示された配川︵はいかわ︶博之元公設第一秘書=同法違反罪で略式命令=の刑事確定記録で、会場のホテル側が作成した資料に﹁持ち込み﹂として酒類の記載があり、同社の電話番号も書かれていた。同社広報担当者は無償提供を認めた上で﹁安倍議員事務所から多くの方が集まると聞き、製品を知ってもらう機会と考え、夕食会に協賛した﹂と説明。17〜19年だけでなく16年を加えた4年間に毎年約15万円分を提供したという。 夕食会は毎年参加者から1人5000円を徴収し、不足分を安倍氏側が補填︵てん︶していた。酒を持ち込んだ理由について、東
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